コロナに効くか「行動経済学」 外出抑制やワクチン
日本経済新聞
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注目のコメント
行動経済学の新型コロナへの知見をわかりやすく紹介した優れた記事だと思います。最後の損失メッセージが効きにくいというのは、私の研究でも出てきています。損失フレームは瞬間的には効果があるかもしれないのですが、長期的な行動変容の際には、利得フレームの方が効果的なようです。
「他人は自分ほど辛抱強くはない」と、人の行き来のある特殊な繁華街を見ただけでも考えがち。自分が長期の自己隔離に耐えられると思う人は40%いるのに、他人が耐えられると思う人は15%未満。
「自分を守るために接種を」と呼びかけるよりも「接種の機会を逃すな」というメッセージのほうがはるかに有効。
様々な行動経済学に基づく提言がふんだん紹介されていて、それを知るだけでも面白い記事でした。行動経済学というのは勉強すると面白いですね。自分もそういう風に操られラれていると知っておくことは大切です。(といってもコントロールするのは難しいのもわかっている…)
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