菅原前経産相、「祝儀」名目で現金配布の疑い…東京地検特捜部が任意で聴取
読売新聞
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「桜を見る会」で安倍事務所の立件をスクープしたのも読売でした。節目での仕事ぶりが光ります。週刊文春が報じた疑惑の中で、香典はむしろ罪状の軽いものでした。香典は、外形的に違法性が明確で、一発アウトになる事案だけに注目されましたが、週刊文春はもっと多くの身も蓋もない有権者への寄付行為を報じていました。検察は、検察審査会の判断を重く受け止め、香典だけでは起訴は難しいと改めて判断したうえで、別の違法行為を立件し「合わせ技一本」を考えているのでしょうか。いずれにせよ検察が動いたとすれば、何らかの結果を出すはずです。
菅原氏の選挙区内の商店街関係者は、JNN/TBSテレビの取材に対し「菅原氏から祭りのお祝いや新年会の会費として現金を渡された」「特捜部には、今年新たに帳簿などを提出した」と証言しています。
特捜部は、こうした疑惑も含め、改めて起訴すべきかどうかを判断する見通しです。
菅原氏は「再捜査が行われる中、回答は差し控えさせて頂きます」とコメントしています。現職の国会議員であり、改めて会見などでの説明責任があると考えます。