本書を数ページめくっただけで、2つの驚きがあった。1つは、火葬が当たり前とされる今日でも、まだ土葬というスタイルが残っていたこと、2つ目は、その土葬がここ数年急激に減少しており、今まさに消えようとしていることだ。 古代、中世から1000年以上続いてきたとされる土葬。本書は、土葬に近年何が起こったかを明らかにし、日本の伝統的な弔いの文化を記録として残した1冊である。
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