【イモトのWiFi 社長】売り上げ98%減。瀕死から1年でV字回復
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注目のコメント
最近のNPオリジナル連載いいとこ見てるなぁ。
昨年秋頃から、にしたんクリニックのタクシー広告が急増してきて、調べたらイモトのwifiの会社でびっくりしたこと覚えてる。私たちは「生き残るものは変わることができるもの」とかダーウィンをもじって言ってみたり、イノベーションやトランスフォーメーションといった横文字をしたり顔で言って、危機を乗り切れなかった経営者の努力不足を責めたりします。
しかし実際に危機に直面して本当に変われる経営者や企業は少ないものです。
にしたんクリニックは私も利用したことがあり、非常にオペレーションがスムースで価格も安く感心しましたが、それがwifiレンタルのオペレーションを転用したものだとは想像できませんでした。
コロナでPCR検査の需要があるというのは誰でも考えつきそうですが、自社の強みだったものを、全く別の分野に転用するのは本当に自社を知り尽くし、マーケットをみている人にしかできません。
一人の中小企業経営者として、その発想と行動力に感服しました。エクスコムグローバル社長・西村誠司氏の連載を本日からスタートします。
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エクスコムグローバルという社名は知らなくても、海外用Wi‐Fiレンタルサービス「イモトのWiFi」や、新型コロナウイルスPCR検査の「にしたんクリニック」なら聞いたことがあるという人は多いかもしれない。同社を25年前に創業したのが、西村誠司社長だ。
コロナ禍で海外旅行客は消え、海外用Wi-Fiレンタル事業は売り上げ98%減。瀕死の状態に陥るも、西村社長は新事業に活路を見いだし、わずか1年足らずでV字回復。存亡の危機を乗り越えた。
優れたマーケティングと経営センスがあれば、どのような環境にあっても成功に導ける。それを体現しているのが、西村社長だ。その不屈の精神はいかに磨かれてきたのか。今につながる西村社長の軌跡をたどる。(全7回)
■第1回 売り上げ98%減。瀕死から1年でV字回復
■第2回 銀行と良好な関係をどう築くか
■第3回 過酷な少年時代が今の私をつくった
■第4回 衝撃『ケインとアベル』が起業のきっかけ
■第5回 「あったらいいな」が事業のネタになる
■第6回 サービス名「イモト」に全役員が反対
■第7回 「1勝19敗」やってみなければ分からない