仏NGO、ユニクロを告発 ウイグルの強制労働問題
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最近のニュースでは以下2つの論調を考えてみて欲しい:
・海外から見る日本:「福島なら原発水がきっと有害」
・海外から見る中国:「新疆ウイグルならきっと人権問題あり」
何れも事実の議論から離れ、ただ地名に対する先入観をベースに演繹的な感想を言うこととなります。
日本人としては福島原発水排出に関する処理プロセスや排出基準等の事実を理解しているため、国内世論ではトリチウムの濃度や普通の原発でも排出している云々の説明はあり、海外の批判は「風評被害」と認識しています。
中国人としては新疆ウイグルの人権問題も同じく「風評被害」、寧ろ原発水排出被害以上に無実なことが言われております。BCI指摘の「Uyghurs for sale」のレポート原本を見ればわかるが、政府がウイグル人の就職率を向上するためにアレンジした「出稼ぎプログラム」のニュースをただ集めて、強制労働と妄想しているだけです。
偽りの事実をベースにどんなに議論を盛り上がるとしても、結局理解の食い違いが広げているだけとなります。不買運動やユニクロ批判に入る前に、「新疆ウイグルの人権問題」という言葉を「福島原発水排出被害」に置き換えてre-thinkください。
とはいえ、中国のメディアで福島原発水排出に関する処理事実を説明しても、批判の波に飲み込まれているだけなので、そもそも相互理解不能の悲しい世界にいることは仕方がないのです。
注目のコメント
ユニクロも。。今、中国では想像以上にこの問題は取り上げられており、既にH&MやNIKEなどには不買運動も起こっています。どこまで長期化するかは見極めポイントですが、それなりに影響が及ぶでしょう。
また国産ブランドを称賛する国潮もさらに加速すると思います。私の知っている限りでは、ユニクロの担当者は何度も新疆に出かけて、綿の質のチェック、紡績工場の現場を見ていた。
中国には理解のない方なら、新疆の綿を言えば変な思いもするだろうが、
本当に新疆に行ってみると、果たしてウイグル族の方が綿を作るだろうか。ウイグルの方は主にブドウ畑で働き、干しブドウの仕事をする。
一方、綿は主に生産建設兵団による作っている。綿摘みも機械化されており、せいぜい収穫の時には多くの河南省かどこかの農民工が行く。その収入もけっして安くない。
記事を見て、仏NGOは何によってユニクロを告発しているのかわからないが、間違って告発する場合、フランスではまったく責任を負わないか。
ユニクロは反論しないか。逆に無責任の告発に対して容認していっていいだろうか。