サムスン、ARで紛失物を探せるトラッカー「SmartTag+」を発売へ
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国内スタートアップのMAMORIOは2019年からARで探す機能を実装しております。
紛失防止タグ自体は一時期数十社が参入しましたが、国内及びグローバルで存在感があるのは、Tile,Chipolo,MAMORIO,Orbitなどです。
過去No.1であったTrackRは米国でのTileとの争いに破れ既に2年ほど前にはブランドが消滅しています。
また、一時期はChipoloと連携するなど勢いがあったフランス発のWistikiも昨年コロナ始まりかけの頃に倒産しました。
ちなみにですが、UWBを活用したARで探す技術は少なくとも2017年以前にDecawaveのモジュールを使ったイスラエルのPixieが実現していました。今回のSamsungのUIはかなりコレに近い(パクり)です。
ただし、Pixieは全く使い物にならず、また基本的には音が鳴れば事足りる部分があります。
高齢者等では音の方向を認識しづらいといった課題はありますが、かといってそこまで歳を召している方がARを使いこなせるかと言うとまた難しいところ。
総評としては「中途半端」と言わざるを得ないものです。
注目のコメント
SONY系のQrio Smart Tag、スタートアップのMamorio、TileやTrackRなどこの分野は色々と類似デバイスが出てきていますね。どの程度性能差があるのかわかっていませんが、探索精度・サイズ・電池の持ちくらいしか思いつくところもないので、ちょっと飛び地のこういった機能があるのは面白そうです。
ただ画像のようにカメラのARで探せるのは「この辺にありそう」という辺りが付く場合のみなので、捜し物が下手な自分ではあまり効果なさそうです。。。自宅を見回して今ネット接続が出来ているモノは、スマートテレビ、プリンターと商売道具のラップトップ2台とスマートフォン。あと何年すればあらゆるモノがネット接続出来るのでしょうか。センサーやチップが内蔵されるとスマートフォンで自分が所有するあらゆるモノが探索可能なのとそのモノが持つ可視化出来るデータが見て取れるんでしょうね。人類の探すという動詞が無くなりませんように。