いま日本に必要な「世界のニュースを習慣化」する価値
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世界のニュースの枯渇度合い、とても感じます。
正直テレビも「ニュースという名の身近な情報オンリー」も多いですし、別にニュースでご飯の特集するのが悪いわけではないのですが、純粋にニュースが知りたい、世界のことが知りたい欲が中々満たされません。
故に、朝はBSの「ワールドニュース」で、BBC、アルジャジーラや、インドのNDTV、ロシアTV、ドイツZDFなどを見る事に。
インターネットも自分で英語検索して掘っていかないと、やはりドメスティックでキャッチーな話題がまずは出てくるので、意識を心掛けないと…な状態になっております。私は日本語が読める外国人です。日頃読んで日本国内のニュースは素晴らしいと思いますが、国際ニュースとなると、記者はほとんど日本人で、発想も書き方も結論も菅首相の御指示を頂戴して書いたのではないかと思われます。ほとんど千人でも同じ顔、同じイントネーション、まったく面白くないです。
ほんとうに現場で取材できるのか、ほんとうにいろんな視点でニュースを見て処理できるかと疑問に思います。
1980年代、日本へジャーナリズムを勉学するため日本に赴き、たくさんのジャーナリストと会いました。いろいろ議論のしました。あのごろのジャーナリストはほんとうに素晴らしかった。日本に行ってよかったと思いました。
今、多くの新聞社に勤めている方は、ネクターを占め、記者会見の場で一生懸命にキーボートを叩き、記録している。取材はしているだろうか。本を読んでいるだろうかと思います。どこかのサラリーマンと思ってもいい。
そんな日本から何が国際ニュースとして発信できるだろうか。
そんなニュースを読んで、日本の若者は非常に多角な視点で物を考え、技術革新をしていくだろうか。
かなり疑問を感じます。コンセプトは非常に良いと思います。
一方で知った先をどう設計するかは重要だと思います。
世界のニュースを知ることの最大の意味は、私見ですが世界のリーダー達と会話するため。ニュースのようなトランザクション系情報は教養としてのストックにはならないと思いますので、勉強のためのニュースというのはあまりお勧めしません。
リーダー達が読んでいる情報ソースは国や業界である程度決まっています。
また、どうしても意見交換には英語とボキャブラリーが必要であり、原文を読む作業を通じて身につきます。
この努力が出来る人が世界のビジネスシーンのスタンダードでもあります。
知識はあるに越したことなく、これを否定する意図は全くありませんが、「世界中のことが日本語でわかる」という簡易さのサイドエフェクトも理解しておいての利用がよいと思います。