三菱UFJ証:業務遂行の過程で損害生じる可能性、約330億円
Bloomberg.com
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注目のコメント
やはり追加発表が出て来ましたね。
20年前のLTCMよりも、一部の金融機関の損失は大きくなるかもしれません。もっとも、金融機関の財務力があの頃よりは格段に改善しているので、アルケゴスだけであれば、システミックな問題には至らないというのが現段階の見立てでしょう。
とはいえ、本当にアルケゴスだけが特殊だったのかどうか、また、これを受けて規制や監督等に影響はないか等は見定める必要があるでしょう。サブプライム問題やLTCM危機などを経て強化されたはずのグローバルな金融システムの強靭性が試されているといえます。
低金利政策と過剰流動性に左右される相場がしばらく続く気配を強く感じます。アルケゴス・ショックかファン・ショックか名称は後からついてくるとして、相応の損失見通しを発表するプレーヤーは今後も増えるでしょう。
損失推定が易しくない中で、出すタイミングを悩むところは少なくないと思います。