リテラシー低い幹部をサポートする「IT介護」は問題の巣窟、放置すれば企業が衰退
コメント
選択しているユーザー
「IT介護」
最高のネーミングですね!
要介護認定制度を作って社内で公表すれば、IT介護も減少するのではないでしょうか。
リーダーの姿勢次第ですね。
リーダーが目指すべきは
「テクノロジーの民主化」
アクセンチュアの
テクノロジービジョン2021
をご覧ください。
https://www.accenture.com/jp-ja/insights/technology/technology-trends-2021
注目のコメント
IT介護なんて受けていてはいけません。人生100年時代なのですから、いくつになっても学ぼうとすべきです。以前にThe Updateに出演させていただいた時にも紹介したエピソードですが、90歳に近いコトラー教授は、飽くなき探求心で常に進化を続けています。
私が最初にお目にかかったのは1998年、ケロッグに入学して間もない頃でした。ある水曜日にTA( ティーチングアシスタント、2年生が担当していました)が受け持つ課外授業の一つとして、懐かしのPalmPilot(パームパイロット)の上級者向け活用講座がありました。ガジェット好きだけが集まるマニアックな講義だったので、参加者は10名程度だったのですが、私の隣の席に座っていた60代と思しき男性が、積極的にTAに質問を浴びせかけていたのが印象的でした。TAがひどく緊張しながら質問に答えていたので、講義のあとで「私の隣に座っていた人、一体誰ですか?学生じゃないですよね?」とTAに聞いたところ「それ本気で聞いてるの?まさか、フィリップ・コトラー教授を知らないの?」と呆れられました。もちろん、マーケティングの神様のコトラー教授の名前は当然知っていましたが、まさか学生に交じってTAのセッションに参加して、学生以上に好奇心いっぱいで真剣に質問をしているのが、「近代マーケティングの父」だとは思いもしませんでした。
「神様」と呼ばれてもなお、学び続け、成長しようとする姿勢に、非常に感銘を受けたのを今でもはっきりと覚えています。この問題は、DX推進でもよく見る事象ですね…
例えば
「データ経営を目指して、先ずはグローバルでの経営に関するデータをリアルタイムでダッシュボードで見れるようにしたい」
といった話の際に
「いや、でもうちの役員は、Excelを印刷した資料じゃないとダメなんです…」
など…
そしてその役員向けの社内説明の為だけの資料作成に、多大な工数をかけられており、本来の業務に割くべき時間すら失われる、という現状をいくつも見てきました。
その為に、役員向け勉強会など開催するのですが、なかなか自ら進んでデジタルを活用して下さる方は少ない印象です。
新しいテクノロジーに対して「20代までは積極的に取り入れ、30代で懐疑的になり、40代で否定的になる」という説を聞いた事がありますが、まさにそんな感じがしています。
加えて、日本のCEOは、グローバルのCEOと比較した際に、「最も最新テクノロジーについて自己学習していない」という調査結果もあります。
「デジタル人材がいない」という前に、先ずはマネジメント層からの意識改革も重要だと思っています。IT介護士です(苦笑)
1名で、コピー機の出力設定をはじめ、Excel, Word, PDF, 会計ソフト, メールサーバー周り, iPhoneアプリ設定, Zoom, Slack, Illustrator, Photoshop, Premiere, 翻訳, 社内スマホ管理などなど…本業とはかけ離れています。
だいたい毎日どれかトラブっていますw
記事にはあるあるがあり過ぎて笑っちゃいました。
RPA導入して少しでも効率化を図りたいのに、導入決裁が降りない。地獄か…、そんな中小企業多いと思います。