中小店舗が抱えるキャッシュレス決済の課題 “手数料問題”は解決できるか?
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以前から言われていますが、キャッシュレス決済の問題点は決済手数料と入金のタイムラグ。この2点につきます。今年の9月以降は不透明ですが今の所決済手数料無料で翌日入金のPayPayは地道な営業の成果もあるでしょうがこの問題点を解決しているからこそ、多数の中小個人店でも導入されていると思います。
結局は、手数料とキャッシュレス決済を導入したときの利益のプラスマイナス、そして入金のタイムラグを勘案しての判断になると思います。中小個人店は。手数料の高さ、入金のサイトの長さは、クレカ普及期から変わらぬ課題。今後の普及については、記事にあるような決済事業者の努力ももちろん必要かと思いますが、一方、消費者側は、キャッシュレスという快適な体験価値に気付いてしまったという事実は無視できないですね。
中小店舗で事業を営む知人たちの中には、決済手数料を、電気やガスなどと同様に所与のコストと割り切って、そのコストを賄えるサービスや商品をアップグレードし、価格もマークアップして、事業の伸ばしている方がたくさんいらっしゃいます(一方で、効果面で疑問視されるポイントやスタンプ施策を全廃したりしていますが)。コストととらえるか、チャンスとして捉えるか。事業者のマインドセットの違いも出てきているように感じます。どう考えても、小さい店舗ではメリットが小さくデメリットが大きいんですよ。それは手数料以外にもあります。
例えば、
・完全キャッシュレス決済にしない限り、お釣りの準備がいる
・キャッシュレス決済だと入金にタイムラグがある
・キャッシュレス決済された売上金は口座に入金されるので、引き出しにいかないと店舗用現金として使えない
・客層の年齢が高いとキャッシュレス決済の際にトラブルが起きやすい
とかね。
もちろんメリットもありますよ。お釣り間違いが減るとか。
なので店舗によってケースバイケースですが、手数料だけでも結構なデメリットの上、他にもデメリットがあるのが現状かと。