顧客起点で、変化にスピーディに対応する「アジャイル経営」
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アジャイル経営の実践手法であるスクラムおよびScrum@Scaleの導入支援をしている立場から、深い共感をもって、レポートを拝読させていただきました。
アジャイル開発のルーツは、レポートにもあるように、トヨタ生産方式をはじめとする日本の組織運営モデルです。
レポートでは触れられていませんでしたが、トヨタ生産方式のルーツを更に遡ると、戦後の復興支援のため、日本に来てくれたエドワード・デミング博士の品質管理に行き着きます。
トヨタ自動車の大野耐一氏をはじめとする多くの日本人が、デミング博士から品質管理を学び、日本企業の発展の礎を築き上げました。
日本企業の躍進の結果、70年代・80年代、アメリカは不況になり、今度は、ジェフ・サザーランド博士をはじめとするソフトウェアの先駆者が、日本の企業から学び、アジャイル開発・アジャイル経営へと昇華させ、現在のGAFAMの発展へと繋がりました。
日本企業の成功モデルが通用しなくなりつつある現在、今一度、私たちはアメリカで発展してきた、アジャイル経営を謙虚に学び、将来の子供達のためにも、経済成長と働きがいを両立する新たな社会をつくっていく必要があると私も思います!
アジャイル経営のレポート、次回も楽しみにしています!
注目のコメント
前職時代から今もなお、経営方針を考える際にはSPEEDAを愛用しています。アジャイル・ウォーターフォールという名称はさておき、これまでリサーチにかかっていた時間が劇的に短縮され、使うべきところに時間を使うことができ、スピーディーに改善サイクルを回すことができるようになりました。
個人的には、顧客価値探索型と顧客価値固定型の両方のバランスが大事だと思ってます。マクロでみると提供すべき顧客価値は大きく変わらないですし、ミクロでみると変えなくてはいけない微々たる変化が常にあるので、両面大事だと思ってます。SPEEDAから「アジャイル経営」のレポートをリリースしました。
DLフォームに入力いただければ、どなたでも全文お読みいただけます!
ソフトウェアのアジャイル開発の考え方を、経営全体に適用することで、「顧客起点で、変化にスピーディに対応する」経営の形を定義して広めることが出来るのではないか。
私たちは、経営の外部環境リサーチのためのSPEEDAというプラットフォームを提供している。そして、アジャイル開発を実践するソフトウェアスタートアップでもある。そんな私たちだからこそ、アジャイル経営の考えを定式化し、広めることができるのではないか。
それは、ユーザベースのミッション「経済情報で、世界を変える」につながるのではないか。
そう考えてこのレポートをつくりました。
これをたたき台として、経営者の方、経営企画部の方と、「顧客起点で、変化にスピーディに対応する」経営について議論を深め、実際のケースを集め、たくさん学んでいきたいと考えています。
色々なご意見いただければうれしいです!顧客価値探索型のアジャイル経営が必要とされてる。その大きな理由は、成熟で豊かな社会で働く人たちが「生きがい」を感じにくくなってるからじゃないかと思う。これ以上稼いでどうすんだ、分業化が進み続けた社会でお客様の「ありがとう」を聞けずに仕事して何になるのか、そうみんな思ってるのではないか。
改めて経営者は、人が働くことの意義を説明すべきだし、実感できるやりがいを提供する必要に迫られている。20%高い給与よりも、価値を共有できる仲間、仕事を心から感謝してくれる顧客を選ぶ人はこれからどんどん増える。特にZ世代はそうだろう。
働きがいのある企業を経営することは本当に尊い仕事だ。