転職で「年収が下がる人、上がる人」決定的な差
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注目のコメント
自身の市場価値を意識することは、長く続く自身のキャリア人生において凄く重要なこと。それを"他人任せ"にしてはいけない。キャリアは、未来の自身を築き上げる展望であり、過去の積み上げてきた職歴ではない。キャリアを"自分ごと"に置き換えて考えることが十分でない人が存在するのは残念である。社内だけではなく、社外でも通用する専門性を勝ち取り、自らの価値を高める取組みは、"自分ごと"にならなければ行動変容には至らない。世の中の変化を自身にとって、どのような意味合いがあるのかを落とし込む姿勢を持ち続けたい。成長実感を覚えられなくなったら、自ら次のステージ(更にチャレンジが求められる仕事に就くこと)に向かう準備を始めよう。変化が激しい時代においては、自身の視界視座を高めれば、挑戦し甲斐がある仕事は思っていたよりも沢山存在する。Put myself on the uncomfortable zone…を常に意識したいですね。
井上さんがYahooからソフトバンクに移られたのもまた労働市場における適切なマーケティングの結果。マーケティングとは思いの真逆のように見えてその実は思いを思いで終わらせない、実現するためのためのスタディ。
井上さんのおっしゃる通り、キャリアアップ、年収アップの為の市場選択の定石は、「1.規模が大きく、2.拡大を続けていて、かつ3.自分の能力が活かせる市場」を選ぶこと。
私なりに少し書き直すと「1.拡大を続けていて、2.今後市場の拡大が比較的長期間見込め、3.自分の能力が活かせる市場」ですかね。
そして、「1.自分の能力が活かせる市場があって、2.拡大はしていないが、3.比較的長期間競争が起こらない、もしくは外部要因による影響を受けにくい市場」である今の企業でスキルを磨いてからが良いよと井上さんは言っているようにも思います。
まあ、士業なんかは常にこのようなマーケットであり、ここをウロウロする感じなのかもしれませんね。
ちなみに製品サービス市場において、市場選択の定石は、「1.規模が大きく、2.拡大を続けていて、かつ3.自分の能力が活かせる市場」を選ぶかどうかは、その製品サービスのステージや、ブランドパーパスによって必ずしもこれが定石ではないかも知れません。
ただ、自分を売り込み、価値を最大化できるマーケットを探す上で、井上さんの発想は大いに活かせると思います。