エヌビディアのアーム買収、グーグルなどが米競争当局に懸念表明
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arm、Nvidia共にかなりの独自性のある技術を持っていますし、すごい興味あります。
たしかにnvideaとarnの親和性が上がるのはユーザとしてはすごい嬉しいです!個人的には楽しみですが、たくさんの問題がまだまだありそうですね…
注目のコメント
Armのライセンスは従来通り広く多くの会社に提供していく基本方針はかわらないこと、ArmとNVIDIAの事業領域はまったく重なっていないつまり独禁法が気にする業界の集中度合いが深まるわけではない事、この2点を理由に買収は必ず成立する、先日の決算発表会で孫さんはそう説明していました。
公取の判断にとってより重要なのは後者でしょう。そしてこれは、サブカテゴリは違うがカテゴリは重なるという考えもある意味では成立しうる微妙な問題でしょう、以前もコメントしましたが、大型買収における独禁法の重要性は益々高まるばかり。15年前でも独禁が最大テーマである案件はありましたが、その時との違いはよりインテグレーションしたことによる将来的な支配力への影響を想像的に議論する必要性が高まったこと。
さらには市場シェアなど、目に見えるものだけではなく、異なる領域の融合による支配力の影響、もっといえばデータやサプライチェーン全体、つまりバランスシートや売上などの定量データでは把握が難しいものの影響がますます高まっている。
従って、以前のような形式的な市場シェアを前提とした支配力の測定をベンチマークすることの意義が低下している。
弁護士やバンカーの相互のナレッジを融合して、ビジネスマインドで支配力に対するストーリー作成力がクリティカルになってきている。
難しいのは判断する側が国ごとにスタンダードや人材が追いついてこないこと。驚くほど公正取引や独禁法に関する影響力のある専門家は少ないのが実態だ。エヌビディアの時価総額は今や40兆円前後。NASDAQでもトップ10にランクインしており、今やGAFAMやテスラに次ぐ銘柄です。いやはや、大きくなりましたね!