トヨタ、米新車4割を電動化 25年目標、EV年内発表も
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電動車とは電気エネルギーを動力源に使う自動車のことで、電気自動車(EV)のほかにもプラグインハイブリッド車(PHEV、PHV)、ハイブリッド車(HEV、HV)、燃料電池車(FCEV、FCV)があります。
最近の日本ではEV推進が目立ちますが、ライフサイクル全体のCO2を見たときに、必ずしもEVがベストと言うわけではありません。
走行時だけでなく、製造時や発電時などを加えた総排出量でみると、地域によってEVの方が排出が少なかったり、あるいはHVの方が少なかったりします。
火力発電依存の強い日本や中国では、発電時のCO2排出が多いため、再生可能エネルギーが普及している国に比べ、EVの優位性が下がります。
一方、再生可能エネルギーが普及している国・地域ではHVをエコカーと認めない例も出ています。例えばカリフォルニア州、イギリスなど。
バイデン政権下のアメリカで電動化のトレンドは一層加速しそうです。日本の自動車メーカーが各国の状況に合わせて戦略的展開を図っていくためにも、国がエネルギー政策を改革していくことが必要と思います。トヨタの2020年米国販売は既に16%が電動車。5年後に40%は実現可能な数値だ。
電動車普及に力を注ぎできたトヨタだが、出遅れと言われることも多く違和感がある。ハイブリッドと燃料電池車への注力が誤解の基だと思われるが、全方位で電動化を進めるというのが正しい理解。
収益性を損なわず、各地域のエネルギー効率にベストフィットのソリューションを提供し、かつ普及を促進できる底力は凄い。確かに社内に筋金入りのハイブリッド論者はいるが、その意見がトヨタの総意ではない。電動車という言葉のマジック。マイルドハイブリットは
12〜24〜48V。トヨタのTHSハイブリットにNOTEePowerのようなシリーズハイブリット、さらにPHEVもありますね。そしてバッテリーEVとFCV。電動化のデパートですが、これからすべて構造要件の話しばかりです。W2WとLCAでCO2排出の性能要件で議論することが大切かと思いますが。