博報堂DY 子会社元社員 金券など無断発注し換金 27億円余損失
NHKニュース
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言うまでもなく博報堂はしっかりとした会社です。少々驚きの不祥事です。広告業界は「契約書のない業界」とかつては言われていました。阿吽の呼吸の貸し借りも多く、特殊な世界であったとは思います。ただ、メディアを中心とした固いコミュニティの中でのビジネスであり、たとえ不心得者がいたとしても吸収できる懐深い業界でした。それは、あくまで昔の話ですが‥。ところで、今は電通の社屋売却に象徴されるような激変が起きています。この事件もそんな時代の奔流の中から飛び出した一つの事件と位置づけられるのかも知れません。
5万円、10万円といった単位で取引相手が分散しているならともかく「発注先からの残高確認によって事態を認識」ということは、限られた先を相手に十億円単位の金券を発注していたということですね、たぶん。「発注先への支払い義務があることが顧問弁護士への相談等により確認された」とのことなので「民法の表見代理または使用者責任」はあるのでしょうが、それだけの金額を買う権限があると相手が信じる役職等に就いていたのかどうか・・・ 「業務とは関わりなく行われた」ということなので、ひょっとしたら、違うんじゃないのかな。相手が疑義を感じることのない、あるいは疑義を感じても問い合わせることが憚られる原因が博報堂DYさん側にあったのか (・・?
あまりに金額が大きいので、売り手の過失を全く問わないのはちょっぴり不思議な気がしないでもないけれど、表見代理または使用者責任を全面的に認めざるを得ない原因があるのでしょうね (・・;