酒井高徳「日本サッカーは世界のサッカーと全く違う」
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激しさは表面的な部分であってそれ以外でも幼い時からのサッカーへの理解度アプローチ方法が全く違う。
中学3年生の子供に帰国の選択肢を与える為にサッカー強豪校に練習参加しに行きました。既にサッカーの捉え方が全く違う。サッカーの当たり前の部分が違い過ぎるので話が通じない。日本のサッカーにも良い部分があるがサッカーという競技についての捉え方が全く違う。スペインの某有名クラブチームのカンテラコーチに3年間毎週1時間ディスカッションして貰い、毎週試合を分析して貰ってやっと現地でもサッカーを知ってる選手になった彼には多くの指導者の話は理不尽な意味不明なものだった。
これは指導者も含めたサッカーについての基本的な理解度の差でフェルナンドトーレスが発言した、”トップレベルではない相手に、どのようにプレーしていいかわからなかった”に通じていると思う。
注目のコメント
経験した者にしか語れない言葉たち。貴重です。
ただ、では未来をどうすれば良いのか、と考えると、私は悲観的にばかり考える必要もないと思っています。「ヨーロッパ」「世界」といっても意外に多種多様で、私たちにも私たちなりの”自分らしさ”があります。それをどう打ち出し、どう”世界”に適応させていくのか。結局、答えのない命題に仮説と検証を繰り返すだけですね。
うん、また頑張ろう。経験者の言葉たちはいつもそう思わせてくれます。オランダのアマチュア如きでプレーしていた私が言うのは憚られますが、そうしたレベルであっても、もの凄い日本との差は感じましたので、納得の記事です。
まず練習から激しさが違うんですよね。削りに行ったり、勝負に拘ったりは当たり前。何度もチームメイトと喧嘩しました。何回かは殴り合いになることも(実話)。これが日本だと、練習においても空気読め的なものがあるので、例えばアップの4-2とかでスライディングに行ったら笑われたりしますが、オランダではもうそこから真剣勝負でした。
技術で言うと日本人選手はかなりレベル高いんですが、闘争心、勝利への執着が全然違う。めちゃくちゃ荒いけど、そこも含めてフットボール。戦わない選手、逃げる選手(逃げるパスも含めて)は馬鹿にされる感じ。これが若年層から根付いているから、まぁ、綺麗にフットボールやろうとしているうちは、日本人は追い付かないでしょうね。残念ながら。
さて、日本のサッカーはどこを目指せば良いのか?!高徳さんに話を聞きました。以前に話を聞いたのは神戸に復帰する直前。その頃から、日本サッカーと世界のサッカーについては何度も話を聞かせていただいていましたが、変わらない熱い言葉は、そのまま日本サッカーへの想いだと思っています。
現場で感じる違いを「差」として捉えるだけでなく、方向性、全体論として見られるか。是非、読んでみてください。