エクソンモービルとシェブロンのCEOが昨年合併を協議-DJ
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エクソンは元々は時価総額世界一位だったが米再生可能エネルギー大手のネクステラに抜かれるなどコロナやカーボンニュートラルによる業界の再編が激しい。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO64619810V01C20A0000000
またエクソンとシェブロンにとってはガスが再生可能エネルギーへのトランジションエネルギーとしてどの程度の期間今後使い続けられるかという点も業績に大幅な影響を与えるだろう。
個人的にも権益買収の案件に携わっていましたが日本も多くのガス(LNG)や原油を両社から購入しているので両社の動向はエネルギーセキュリティ上も極めて重要です。
特にエクソンやシェブロンは生産のオペレーションを担っているのでガスの液化基地のオペレーションなどに悪影響が及ぶ可能性があります。
(最近の日本のガス不足で改めて危機感を感じています)
https://newspicks.com/news/5516375/これは驚きましたね。
確かに一時期は破滅的なほど原油価格が下がり、かなり苦しい状態が続いていましたが、掘削サービス会社の雇用は激減しましたが、石油会社は実は2014-2016年の原油価格下落時に比べると、それほどリストラしていません。
また、コロナに乗じて掘削現場の無人化を推し進めることができているので、コスト体質的はさらにスリム化できたと思われます。
(以上の件は↓の有料記事参照)
無人化が進む石油産業
https://newspicks.com/news/5495281
しかし、S&P500に比べると、株価の戻りがよくありません。これは、株式投資がサステナブル銘柄に偏っている為と言われていますが、いつかロックダウンが終わった時は一気に需要が増えて原油価格が急騰するのは目に見えているのに、流石にずれすぎているように思います。
エクソンとシェブロンは、石油メジャーの中でも、相対的に低コスト高品質な油田アセットを持つグループであり、それ以外のシェルやエクイノール(旧スタトオイル)などは、石油業でこの二社には勝てないので、再エネに一気にシフトしようとしているのが対照的です。BPはアセットがあるのに再エネシフトしているのは、高コストな北海油田に偏っているからでしょう。
石油メジャーの再生可能エネルギー戦略
Fig.6 参照
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2211467X19300574#:~:text=Five%20of%20the%20oil%20majors%20can%20be%20categorized%20as%20renewable,strategy%3A%20ExxonMobil%2C%20Chevron%2C%20and