5G、持ち出し情報は170点か 転職直前の1カ月で30回
コメント
注目のコメント
メールで自分の個人アカウント宛に送っていたとの報道もあるように、(言い方は良くないが)犯罪としては抜けが多い。本当に完全犯罪を目指すなら、こんな簡単に足がつくような方法はとらない。
米国のテクノロジー企業ならば、社員が競合企業に転職するとわかった時点でオフィスから締め出し、私物は後から段ボールで送りつけるほどのことをすることもある。そもそもこのような行為を行なってバレた場合のリスクが半端ないことを知ってるので普通の社員はしない。
この件で日本企業は情報セキュリティ強化に走るかもしれない。Gmailなどのメールサービスへの転送禁止とか、社外にメールするときは上司や情シスをCCにいれることとか、クラウドストレージへのアクセス禁止とか。そういう抜け道だらけの強化をしても犯罪者には無意味で、日本企業の生産性を下げるだけなので、対策をとるならばちゃんと実のある対策をとるようにして欲しい。合場容疑者は、ソフトバンクでは「伝送エンジニア」として基地局の整備などを担当していたということです。取材によると、持ち出したファイルの中には「伝送路の設計」に関する情報も含まれていたということです。別の情報源への取材でも、5G本体に関する「技術情報」ではなさそうだとのことです。
テクノロジーの会社に在籍して、テクノロジー開発に携わっている担当者がこんなずさんな方法で社内機密を持ち出そうとしたことがやっぱり理解できない。
このずさんさはもはや、楽天モバイルを叩くためにSBの二重スパイだったという陰謀説を感じてしまいます。