米、コロナ死者が累計30万人突破 来夏までに50万人も
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今まさに、米国では、正念場を迎えています。
季節性要因でコロナが活発化しており日々の新規感染者数が20万人を超えている上、CDCによる家賃滞納への特例措置が失効して年明けから600万世帯を超える方々が強制退去の対象となる可能性があるため、更なる感染拡大も想定されます。
一方で、ファイザー/ビオンテック社のワクチン接種が開始されました。最初に流布されるワクチンですが有効性が最も高いです。課題は超低温での温度管理ですが、米国でのロジスティックスは大部分問題なさそうです。
ファイザーに続いてモデルナ社のワクチンも来週には承認の見込みです。
ワクチン流布、摂取のスピードで感染状況が大きく変わるため、トランプ政権でも最優先事項として迅速に対応されており、早期の収束を願います。アメリカでは、例年290万人から250万人ほどの死者が出るようですが、2020年は12月5日現在で274.8万人の死者が出ています。医療現場等は当然大変だと思いますが、合計で言うと例年とそこまで大差ないのではないでしょうか。
他の理由でもともと死ぬはずだった人がコロナで亡くなったとも見れると思いました。
https://www.cdc.gov/nchs/nvss/vsrr/covid19/index.htm1.
欧米や他国の状況と比べて日本はどうか。政府の方針や感染症対策の取組を比較する前に、前提となるものの違いが大きいと思います。
その前提の中に、湿度や温度などの環境の違いがあるのかわかりませんし、ファクターXがあるのか知りませんが、まず言えることは、国の違い・国民性の違いがある、ということです。
2.
初動がうまくいった台湾やニュージーランド、スウェーデンの政策を見て「なぜ日本は同じようなやり方を取らなかったのか」という疑問を持つ方もおられますが、国の違い・国民性の違いがある以上、同じやり方で同じようにうまくいくとは限りません。
対応が評価されている国は、国民の政府に対する信頼はどうでしょうか。国民が政府を信頼できるようなメディアの伝え方はされているでしょうか。もしくは、国の命令には絶対服従という意識を日本人は持てるでしょうか。
ケーススタディに学ぶ・ベストプラクティスを取り入れるとは、単に手段を真似ることではなく、こうした前提を意識して打ち手を考えることだと思います。