米大統領選のペンシルベニア州訴訟、高裁がトランプ陣営の訴えを棄却
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却下ではない棄却なのが重要ですね。凄い大雑把な言い方ですが、却下であればその裁判所の判断ですが、棄却であるなら裁判所が手に負えないと放り投げた案件になるわけですから。
そもそも、今回の選挙では前予想では大統領上院下院の全てで民主党圧勝予想であったのに、上院では改選議席数が共和党の方が多いにも関わらず民主党の議席を奪い過半数を維持、下院でも同様に民主党の議席を奪い過半数には届かないものの議席を伸ばす結果。にも関わらず、大統領選の得票数はバイデンが優勢。このような選挙結果はゴアブッシュまたはヒラリートランプの時だけに見られたようですが、今回は過去の2例と比べても異様な状況になっていると言えます。
また、偽証なら罰則付きとなる宣誓供述書付きの告発が相次いでいることや、共和党の鳩派の重鎮リンゼー氏がが自らの政治的信頼を放り投げて不正を暴こうと動いていることからも、ただで終わるとは考えられません。
ちなみになのですが、特に大きな疑惑の一つとなっている「ドミニオン」ですが、公聴会に会社側がドタキャンをしていることからも状況証拠的には役満に近い黒かなと。これに関連してTwitter社が今朝トレンド入りしていた「#Bidencheated」のタグをトレンドから消して炎上していたり、大統領選の最終的な結果次第では色んなとこで爆発しそうですね。
乱文お目汚し失礼致しました。
注目のコメント
これで連邦最高裁がバイデン勝利の認定をしないよう命じたら、歴史的な決断になるだろうな。それと同時に最高裁の権威が地に落ちる。きちんと根拠や証拠のある訴訟ならともかく…。トランプが保守派優勢の最高裁に賭けて破綻する姿を見たくないと言えばうそになる。
ペンシルバニアではこれとは別の裁判で今後の選挙結果の認定作業を一次的に停止することを命ずる緊急命令が州裁判所から出ています。
https://www.jurist.org/news/2020/11/pennsylvania-appeals-court-blocks-further-certification-of-election-results-pending-hearing/
これ、今回の選挙の不正では無く、そもそも理由無しの郵便投票を可能とした2019年の州法(Act 77)は州憲法に違反しているという訴え。現在州当局は州最高裁に控訴中。そのためこの裁判所が金曜日に予定していた予備審問は延期。州最高裁は民主党優位。
(追記)
ペンシルバニアについては次の州裁判所のページに選挙関連の裁判がまとめられているので自分で確認するのも良いと思います。
http://www.pacourts.us/news-and-statistics/cases-of-public-interest/election-2020
認定作業の差し止め命令は州最高裁ではなく控訴裁(コモンウェルス裁判所)、差し止めは州議会の公聴会ではなく裁判所が開く審問のWebEx会議までですね。ただ州最高裁に控訴されたためこの審問も中止です。
(追記2)
土曜日に州最高裁が原告の訴えを棄却しました。州の裁判所ではこれで確定。ペンシルバニア州は選挙結果の認定と選挙人の選出を進めることが出来ます。
https://lawandcrime.com/2020-election/pennsylvania-supreme-court-tosses-rep-mike-kellys-constitutional-challenge-to-the-2020-election/