【秘話】米国で毎月1000万人が使うアプリができた
コメント
注目のコメント
ちょうど今から、マイアミでトランプの集会を見に行く車の中でこのコメントを書いてます。選挙戦も最終盤でトランプは日曜日の今日1日5カ所で集会を開いてます。この集会はその5回目で、なんと始まるのは午後11時。後で現地からレポートをあげたいと思います。
僕がアメリカを回るのは、政治家や有力者ではなく、あまりにも多様で魅力的な‘普通’の人たちの声を直接聞くためです。記事中にもありますが、アメリカを知れば知るほどアメリカが分からなくなる、そんな気持ちでRoad Tripを続けてます。ただ民主主義とはわからないもの、自分と異なるものに耳を傾けるプロセスです。
アメリカの政治的分断は、1回の大統領選挙で何かが変わるようなレベルではないほど深刻です。いかに自分と異なるサイドに対してempathyを持てるようになるのか、難しい問題ですが、この国の民主主義の未来のために、解決策を探していきたいと思ってます。「この、ニュースアプリ、どうしてアメリカの企業が作れなかったのか?」
そこには、アメリカの分断の大きさがあるのだと実感しました。
2016年、民間調査はなぜトランプ大統領の当選を当てられなかったのか。その後から、様々なメディアが、「アメリカ人」の声を拾えていないこと、また、共和党と民主党の分断が進んでしまったことに対し、どうしたメディアとして貢献ができるのか、色々な取り組みが進んできました。
ウォール・ストリートジャーナルは、あえて、自分とは違った政党の人がどんなニュースを見ているのかを見せるフィルターを作ったり。また、別の新興メディアStarshipは、リアルの場所で、違う政党の人たちを集めてお互いの視点を学んでもらうイベントを開催したり。でも、それでもそれが長く続いていないのは、メディアの中でも分断が思った以上に進んでしまっていたんじゃないかと思います。(右寄りすぎたり、左寄り過ぎたり)
外から来たフレッシュな目をもつ企業だからこそ、アメリカ人がなかなか持てなかったアイデアを出せた、素朴な疑問に切り込んでいけたのではないか、そう感じます。
選挙後にまた、どういう成長を描くのか、楽しみです。スマートニュースのアプリを、米国ではすでに月間1000万人以上のユーザーが使うようになっているーー。フェイスブック(北米約2億人)と比べれば、まだ小さいですが、それでも日本発のニュースアプリがこの規模に拡大できたことに、非常に興味を持ちました。
ローンチから6年間、その成長要因については多種多様な要素やイベントが重なり合っていると思われますが、第一話では、アメリカの奥深くを理解するために彼らが繰り返した、ロードトリップ(調査旅行)について取り上げます。
当時、スマートニュースで働いている友人からも「なぜCEOは、米国で何週間も旅行をしているんだろう?」という話を聞いていましたが、今回の取材によって、その意味付けがいくつか理解できました。ご一読ください。