予備校は無料化の時代!?画期的サービスが始動 ネットベンチャーニュース
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EdTech系のスタートアップは数多くあるものの、それ単体で黒字化を実現しているところはほぼ皆無。
リアルでは良質なコンテンツが山ほどあるし、それを普及させるだけの技術も既にある。じゃあ、掛け合わせれば凄いことできちゃうんじゃない?っていうだけの発想だと上手くいかないことはもう明白なんですよね。結局リアルでの問題点がより大きな形で浮き彫りになってきてしまうから。
カリスマ講師の授業を無料で配信しても、お金のある人はリアルを求め、頭のいい人はよりレベルの高い教材を求める。学力のない人は動画形式では付いていけないし(何が分からないかが分からないから)、そのマトリクスで言うと当てはまるのはお金はないけど学力高い層だけなんです、実は。
そしてその層はなかなかスタートアップ系のハイソな販促に付いていけない層なんで、リーチが難しい。このジレンマを突破しないと未来はないと考えています。でも逆に、そこを何かしらの形で突き破れたら可能性は無限大だとも思っています。TheStartup梅木さんもしばしば指摘されていますが、こうした、オンライン動画型の教育サービスを含めEdTech系サービスは結構厳しい戦いを余儀無くされてる。
それもそのはず、肝心要の教育業界(公教育も民間の教育サービスも)がものすごくトラディショナルで、その意思決定権を持った人たちがテクノロジーへの理解が非常に乏しいケースが多いから。
だからこそEdTechには期待をしているんだけど、意思決定する側が変わらないことにはなかなかブレークスルーしないのでは?と思ってます。
というわけで、教育を本当に変えたければ、テクノロジーにめちゃくちゃ明るい人を文部科学大臣に任命すべき。EdTech業界をあげてそのためのロビーイングに注力しても良いくらい。「今でしょ!」が誰でも無料でネットで観れて、誰でも「今でしょ!」になれるかもしれない、と。SNSスターの予備校版、とな。僕たちも今某上場予定企業さんと同じような事業をやろうとしていますし、競争は激しい。既得損益を破壊できるビジネスモデルだけが生き残っていくイメージ。