大塚家具、久美子社長が12月1日付で辞任 ヤマダ出身三嶋会長兼務へ
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僭越ながら、遅すぎる辞任判断だと私は考えます。
私は久美子社長を応援していました。久美子社長の掲げる改革Visionを実行し結果に繋げるには、3年は必要でした。当初からご自身も3年は必要であると仰っていました。現場の社員たちも同じ考えだったと思います。しかし、結果は出せませんでした。
現場の社員の立場で考えると結果を残せないリーダーにはついていけません。現場のモチべーションが維持できません。
久美子社長のデッドラインは3年で、それ以上はありませんでした。逆に筆頭株主の立場を維持したままで1年程度で辞任し、プロ経営者に任せた上で、少し離れた視点から大塚家具の舵取りをするという選択もありました。お家騒動でブランドイメージが低下したならば、お家以外のリーダーが率いる選択肢もありました。
残念ですが、辞任は遅すぎたと私は考えます。
注目のコメント
ヤマダ電機の売り場に大塚家具の売り場が出てきています。これを相乗効果と言っているのだと思いますが、ヤマダ側から見た投資対効果はどうなのだろう。
51%取得による金額は41億円。池袋では今まで電気製品やその他を売っていた場所で家具を売っています。シナジーは坪あたりの売上効率ということになる。大塚側は販売面積が増えるから業績回復は順当。ヤマダ側から見ると家電を売った方がいいのか、家具を売った方がいいのか?大塚久美子社長とは昨年夏の業界団体のイベントでご一緒しました。
伝統的な産地の家具の製造業界と、大規模店舗を構え仕入れの目利きと営業力で勝負する家具の小売り業界は、家具版SPAというべきニトリの攻勢に押されて完全にじり貧状態になっています。久美子社長はその業界団体のアイドル的存在でした。なんとか大塚家具が復活を遂げてもらって、その下にぶら下がるサプライチェーンを救う救世主に、的なイメージでした。
コロナ巣ごもりの影響でソファーなどの高額家具が売れ家具業界は比較的業績がいいはずですが、大塚家具がヤマダ電機の傘下に入り、島忠が今TOB合戦の中ニトリが触手を伸ばしている、ということは、「売り方」をめぐる大きな変化が押し寄せているということだと思います。