三菱重、従業員の出向をトヨタ系などに打診 業績悪化で=関係者
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業界によって景気の変動が異なる中で優秀な人材をしっかりとつなぎ留めておくという純粋な目的で、出向先からも求められる人材である、という美しい状態ならありだと思いますが少し想像しただけで、色々な場面が思い描けてしまう。実際には全てのミックスなんでしょうが、その割合がどうかによって評価は変わるような気がします
<想定される風景>
●雇用を切れないのでリストラ予備軍の実質的な肩たたきになっている
●優秀な人は出せないのであまりスキルの高くない人を取引関係などから、例えば下請け企業に押し付けている(ある種の優越的地位の濫用)
●受け入れた方も、受け入れざるを得ない事情はあったが、現場では使えないのであまり仕事が振れなかったり単純労働くらいしかなく全くコストに見合わない
●本人も出向先で下手に実績を残してしまうと戻れなくなるので頑張らない
などなど。。。人件費を抑えたいなら、出向した人の給与は出向先が払うですよね?苦しいときに助け合えるとしたら良い事だとは思いますが、原則3年ということはある程度仕事ができるようになったタイミングで出向解除ですし需要回復時には人員を戻せるように雇用は維持というのは、かなり都合良い考えだなと感じますがこんなもんなんですかね。
※以下引用
豊田合成 <7282.T>には来年1月以降、原則3年間、工場の生産技術者など数十名を受け入れてもらえないか要請している。人件費を抑えてコロナ禍を乗り切りたい考えで、需要回復時には人員を戻せるよう雇用は維持する。こうした出向による一時的な調整は、「終身雇用」を誤解し目の敵にする人や、職務別雇用を歓迎する人には受け入れられないだろう。
これらの人達からすると、出向ではなく解雇が正解となるからだ。
同時に、従業員の雇用は極めて不安的になる。
優勝劣敗のアニマル経済になる。
同時に、経験やノウハウが蓄積されなくなることで、会社の競争力は劣化する、
雇用関係を断ち切らずに、軟着陸しようとするのが出向なのだが、それでも、個々の出向には、慣れない仕事によるストレスや事実上の肩たたきもあるから、そんなに簡単ではない。