劇団四季10人コロナ感染 東京公演「アラジン」出演者ら キャスト交代し再開
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静かに参加する観客側に感染者がいても、様々な感染対策も加わり会場で感染が広がるリスクは比較的低いと考えられますが、出演者側に感染者が混じった場合には、練習やリハーサルを通して、あるいは公演中でも感染が広がるリスクは高いと考えられます。
大声を出したり歌を唄ったりするような状況では、飛沫感染のみならず、エアロゾルを介した感染も生じる可能性が高まります。このため、室内で行われていた場合には、2メートルのソーシャルディスタンスすら不十分になりえます。
なお、ニューヨークのブロードウェイミュージカルは、残念ながら2021年の5月末まで再開しないことを決定しています。当初からカラオケや合唱団、聖歌隊などでクラスターが発生する現象が世界各地でみられており、気をつけていても「換気の悪い場所で大きな声で歌う」というのはリスクの高い状況となってしまいます。
コロナは「発症前に他人へ感染させる感染性のピークを迎える」という性質上、いくら出演者や参加者の体調のチェックをしていても防ぎきれないのが厄介なところです。PCR検査は一回2万円弱から4万円強くらいかかる。そうでなくても体力が落ちている興行団体にとって重い負担だ。流石に毎日演者全員にはできない。その上制度も7割程度でしょう?検査をしていたとしても、見つからない感染者も出てきてしまう。
それに「陽性になったら仕事がなくなるのだから検査はしない」と言っている舞台人も実際いる…こういった人に強制的に検査を受けさせることはできない。もちろん降ろすことはできるけれど、それも相手が誰かによる。看板役者だったらおろしたら興行が厳しくなる。
今回いちばんかわいそうに思うのはを受けているのは同じキャストの陰性の人たち。書かれている通りならチーム全員が降板になっている。そしてお客様に影響がないのは何よりだった…