コストコを狙うアリババ、中国ブランド初の会員制倉庫型店舗をオープン
コメント
注目のコメント
中国視察ツアーに必ずと言っていいほど組み込まれる中国のアリババが展開している新小売スーパー「盒馬鮮生」(フーマフレッシュ)。
①スーパーマーケット、②イートイン、③ネットショップ、④配送サービスの4要素を融合させた新業で、一定の条件を満たせば、注文して30分以内で商品が自宅へ配達されるところが人気を呼んでいます。
「OMO(Online Merges with Offline/Online merge offline)」と呼ばれる、オフラインとオンラインを融合させる小売業のデジタルトランスフォーメーションを実現しております。
私も何度も訪れことがありますが、海鮮コーナーで豊富な魚介類が提示されていたり、天井に設置されたベルトコンベアーを通じて商品が運ばれてくる様子は見るものを楽しませます。エンターテイメント要素も感じる素晴らしい空間でした。中国e-grocery最大手のフーマーによる会員制店舗の展開。
- ECと大容量品の相性は良く(運ぶ手間がかならないので)、その点でコストコモデルとフーマーの商品開発上の相性が良さそう
- ECの事業モデル(CAC, LTV的な顧客一人一人のエコノミクスベースの発想)はコストコモデル(会員方で一人一人をロイヤル顧客として囲い込む)と相性が良さそう。仕入れも予測しやすいので、より強いSCMの仕組みを作る上でもシナジーが効きそういろいろ販売の実験をしている。
だんだん中国では消費の拡大が限界に来ている。いままでのようななんでもやってみて成功したら拡大していくという経営方式は果たしてこれからも有効だろうか。
ほぼ消費の限界に来ている中、新しい販売方式によって消費の拡大を引き起こす、それはかなり無理がある。