TSMC、独走一段と 2ナノ品 年内に試験ライン 米中勢、追い上げ狙う
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【福岡の賃貸住宅+羽田便乗り放題】
今日の日経新聞の記事です。
なかなか面白い記事です。
首都圏に住む会社員が対象で、福岡で東京と同じ程度の家賃を支払ながら
福岡の広い家に住めるというサービス提供です。
飛行機乗り放題というサブスクにもう一つ、賃貸住宅というサービスを組み合わせたものになりますね。
飛行機料金をサブスクにするというのはよく理解できます。飛行機に追加的に1人搭乗させたところで、航空会社に追加的に発生するコストはほぼ0円でしょうから。
ただし、飛行機は座席数を超えて搭乗するわけにはいかない、発着枠は限られているわけなので、会社員側の重要の他に供給側の上限があるので、それがかなりこのモデルに影響するのではないかと考えます。
そして、供給サイドのボトルネックがあるとすると、それを前提としてサービス提供料金をいくらにするかが非常に難しいですね。
ともあれ、サブスク+αというサービス提供のヒントとしては面白い記事だと思います。
注目のコメント
TSMCはどんどん先端を走っていますが、日本は90年代から半導体への研究開発投資に力を入れなくなりました。EUVに関してはハードルが高すぎるとして最初から白旗を上げ、ASMLの独走を許しました。チップ製造に関しても設備投資に少ししか資金を投入しなくなりました。当初は、サムスンやTSMCに対して、やれるものならやってみな、という高みの見物でしたが、実際追い抜かれると、すぐに諦めました。半導体を支配していた総合電機の経営者が半導体を理解していなかったからです。しかし支配だけは続けました。これではアジャイルに動けず、不況時でもレジリエンスが足りなくて世界から追い残されてしまいました。これからは、過去のしがらみのない企業(成長しそうな企業)が半導体を理解してくれることを望みます。
コロナ禍の中事業を継続させるサポートは必要ですが、同時に新たな学び(リスキリング)を進めて、今後伸びる産業で働ける人を増やしていくことが経済成長戦略として大切。まさにリターンが大きい、スマートSpendingでしょう。この記事の成功報酬制の教育プログラムは興味深いです。民間の力を使い、リスキリングのスピードを上げる一つのやり方ですね。
https://jp.weforum.org/agenda/2020/10/koronauirusu-niyori-suru-no-no-wo-rutamenisubekikotoha/2024年募集の国際卓越研究大学に東大が当然ながら申請予定。日本の大学の在り方をV字回復させるための施策を実行するのは各大学なので、東大がどのように”変わる"のかは日本の将来に関わると思っています。
この記事の中で「27年秋に新設を目指す文理融合型で5年間一貫の教育課程「カレッジ・オブ・デザイン」」について触れられていますが、秋入学(=国際化対応)に加えて「文理融合」という点が、東大の女子学生比率向上に若干でも貢献できると良いと考えます。
ちなみに、昨年、国際卓越研究大学の候補として認定を受けた東北大学では、その計画の中で現状で定員の3割を占めるAO入試を最終的に100%まで引き上げることを予定しています。
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2023/09/news20230901-koho.html
明治期の学制には種々のオプションが併存していたことを考えると、第二次世界大戦後に均一化していった(しかしながら、大学の規模は著しくことなるものが混在する)状況が、これから大きく変わることになると思います。つまり、本当の意味での「個人」を大切に考える教育に繋がっていけばと願います。