学生たちの間で、SDGsがこれほどまでに認知されているのはワケがある
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社会変化によってコンテンツが変われば、それを視聴する人々の価値観も変わります。私たちの世代ではコンテンツとしてSDG's関連のものを消費することが多く、認知されるのはあたりまえですね。
ちなみに、よく環境問題は若者が主導で動いているといわれがちですが、大前提として、その問題の認知を若者に広げた社会変化があるはずです。コンテンツに触れているからそこに意識が向くのであって、別に若者が意識高いわけでも、偉いわけでもありません。勘違いしちゃいけません。
世代に限らず、やるべきことを粛々とやる。
そんな世界になるといいですね。大学生や高校生がSDGsを知ったきっかけは、テレビやインターネットよりも学校教育。2020年度から文部科学省が提示する学習指導要領が改訂されたことに伴い、各教科において教科書の様々な箇所でSDGsについて触れられている。
・・・若い世代は学校教育でSDGsを学ぶ。このために認知率が高いのは当たり前ということですね。
本文では、若者はこれからSDGsを前提とした事業やプロジェクトをゼロから作り上げていくことができることが示されています。所謂「ソーシャルビジネス」、つまり社会問題解決を目的とした事業を指していると思われます。
しかし、既存のビジネスもすべて何らかの形でソーシャル的、SDGs的に貢献可能。むしろそうでないものは淘汰される時代が来つつあると思います。
ですから必ずしも若者が率先してソーシャルビジネスを新しく始めて社会貢献しなければならないというわけではなく、古いビジネスも新しいビジネスも両方、持続可能に変えていくことが期待されていると思います。
ただ単にサステナビリティ報告書に自社の事業をSDGs目標に当てはめるだけでなく、今まで持続可能とは言い難かったビジネスを持続可能に転換することは困難を伴います。これに対する推進力となることも、SDGsに馴染んだこれからの世代に期待されています。保健の授業でSDGsに触れながら、社会環境の単元を進めました。
ある生徒の感想に「僕たちが大人になったときの身の回りの世界がどう在るべきか?を考え、動いているんですね。」とありました。
「誰一人取り残さない」という理念への納得感と、「当事者意識」の芽生えを感じました。
やはり、利他の感情と自己関与感が重なると、共感やそれに伴った発信と行動が起きるものですね。