精神科医が教える「他人の目を気にしなくなる方法」
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アドラー心理学の入門である「嫌われる勇気」にアドラーは「すべての悩みは対人関係の悩みである」とアドラーは言っています。
また悩みの種は、「客観的な事実」ではなく、「主観的な解釈」です。
自分の長所、短所を考えると必然的に主観的な解釈の上で行われます。勝手な思い込みのことが多いです。
他人から見たら、自分の短所は長所と言われることはよくあります。
主観にはひとつだけいいところがあります。それは、自分の手で選択可能だということです。
短所は差の結果であり、セッティングを変えるだけで長所となることが原理原則と思って、セルフコントロールしています。患者さんへの説明も同様です。みんな相対評価が嫌いなはずなのに、自分は他人との相対評価をするんだよね。
自分に対する絶対評価をすれば良いだけです。
そして、その絶対評価の基準は『自分が幸せかどうか』だけでいい。
運動能力とか知識とかで評価する必要性がそもそも無いんです。
幸せならそれで良いじゃん、という価値基準だけで自分自身を評価することが出来れば、他人と比べるなんてしなくて良くなります。ストレスフリーに生きることはできないですし、誰しもが何らかの競争の中で生きているので、他人と比較しない生き方というのはナンセンスです。
ただ、ストレスが極まりそうなときに「これしかできないからもう仕方ない」と開き直るのは結構有効だったりします。