運転免許証のデジタル化を推進へ 国家公安委員長「首相の指示」
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マイナンバーとの統合の話が数ヶ月前に上がってましたが、具体的な動きになってきましたね。
紙ベースの業務から脱却できない我が業界には追い風。仮免許や証明書もデジタル化すべき。ただ紙を電子にするだけでなく、過剰な人的基準・物的基準を緩和するなど、60年以上前の疲労した制度を持続可能な時代に合った仕組とすべく大胆な変化が必要だと思います。
教習所から免許センターまで全体のジャーニーを国民目線で最適化できればと思います。
注目のコメント
運転免許証のデジタル化が進むアメリカでは、手軽さの一方で「スマホ」を持っていることが前提で、データ通信が出来ない場所でもオフラインで対応できるかが課題として上がっているようです。Googleマップは必要なエリアを事前に取り込むことで「オフラインマップ」が活用できますよね。ただこの考え方に立つと、まだガラケーの方もいるとすれば実物のカードはリアルに残す必要があるでしょう。
最終的にはIDであり個人情報なので、マイナンバーカードと銀行口座の紐付け義務化とあわせて「セキュリティ」の重層化は必須な話です。そうなると様々な情報が紐付くマイナンバーカードは、そう簡単に“忘れ物”には出来ない存在になります。考えたらキリがないですが…Suica、PASMO、nanaco、WAONなどの交通系、流通系は非接触ICのFeliCaのtype C。
免許証、パスポート、住基カードなどの公共系はtype B。
タスポ(まだ使われているのか?)がtype A。
同じような技術でありながら仕様が異なり、互換性にも問題がある。
ITゼネコンや政府の息のかかった団体の利権がらみの規格乱立問題。
デジタル化はされているけど、プラットフォームがバラバラ。
いろいろと交通整理が必要。
それと、デジタル化=オンライン、スマホやアプリとは必ずしもならない。
カードを媒体にしつつも、オンライン経由で利便性の高いサービスが提供できれば良し。
スマホアプリって、どんどん増えたらかえって使いづらい、ポイントカードとかとっさに出てこない、バーコードすぐに立ち上がらず笑
https://pipitchoice.jp/difference_felica_typeab/まずはマイナンバーカードと統合して、次にマイナンバーカードのスマホ化を進める段取りになるかと思います。
スマホに内蔵する場合にはセキュアエレメント(SE)の扱いが必ず議論になるはずです。身分証明証などID用途にスマホを用いるには、複製や改変が出来ない事を保障するためにSEというハードウェアの使用が必要だと言われています。
ところがかつて「SEは次世代の利権」と各勢力が鼻息荒く争った結果、スマホの世界全体で見るとスマホにどうSEを持つか結局統一されませんでした。
例えば携帯電話キャリアはSIMにSEを内蔵しました。エストニアではマイナンバーカード相当であるeIDカードの機能の一部をスマホに持たせるのに特殊なSIMを用いています。ところが世界的にはSIM内蔵のSEはあまり使われていません。
また端末メーカーは端末にSEを内蔵しました。例えば日本のスマホのFelica内蔵がそうです。おぉ、ここに来てガラスマに光が! SamsungやHuaweiもSEを内蔵して自社の決済技術に使っていますし、SnapdragonなどのCPUやNXPのNFCコントローラーなど、ハードウェア的にはSEはどんどん内蔵されています。
ただ内蔵されても実際に使えるかは別の話で、例えばAppleはiPhoneにSEを内蔵した上でその利用をプラットフォーマーとしてガッツリ囲い込んでいます。繰り返しになりますが、利権ですから。
ともあれ特にパスポートなども視野に入れるとガラパゴス規格でも困るわけで、国際規格作りが進んでいる様です。
『スマホで身分証明』を実現する国際規格案の審議が始まります 経済産業省
https://www.meti.go.jp/press/2020/06/20200622003/20200622003.html
ありうる未来としてはまず携帯キャリアが保障するガラスマがマイナンバーカード等のスマホ化に対応して、その後ちょっと揉めてからiPhoneが遅れて対応、とかかなぁ。