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水泡に帰すアベノミクス コロナ禍打撃、経済縮小―再生へ構造改革急務

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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    構造改革とか言うと聞こえはいいですが、いくら構造改革しても、国民のコロナに対する恐怖心が払しょくされなければ、経済の正常化は無理でしょう。
    というか、需要が戻らない中で構造改革でサプライサイドばかり強化してしまえば、デフレギャップ拡大でデフレ圧力増幅させてしまいます。
    また、構造改革を重視する人たちは大体政府債務に対する危機感も指摘しますが、そもそも流動性の罠の状況下ではクラウディングアウトは生じず予算制約もないため、財政規律棚上げして経済の正常化を優先すべきです。


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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    株価が暴落を始めて日本経済停滞の引き金を引いた1990年以来、日本の政府が国債を発行して財政支出を増やして経済成長を演出した局面は何度かありました。しかし、政府が財政支出で景気を刺激したり海外が好調で輸出が増えたりしている間は良いけれど、政府が景気対策を止めたり海外が不調になったりすると経済規模は元の木阿弥に戻って後には政府の借金だけが残るのがこの30年余りの出来事でした。
    アベノミクスが始まった当初、当時内閣府の副大臣であった西村康稔氏が某所の講演で質問に答え「金融緩和(第一の矢)と財政支出(第二の矢)がカンフル剤としての効果しかもたないことは分かっている。しかし日本には岩盤のような既得権益があり、成長戦略(第三の矢)を進めるには既得権益を持つ人たちにも良い思いをして貰わなければならない。だから金融緩和と財政支出の拡大を大胆にやって成長戦略(構造改革)に繋げる」という趣旨の発言をなさったことをはっきりと覚えています。
    その後、日銀が国債を大規模に買って政府が低金利で借金するのを助け、政府は政権交代直後の10兆円規模の補正予算で公共事業を積み増し、借金を原資に対策に次ぐ対策で高い水準の財政支出を維持して来たけれど、成長戦略は看板が次々と変わるだけで性根を据えて取り組んだようには見えません。その結果、我が国の潜在成長率は東日本大震災による落ち込みから回復したのちは、アベノミクスの期間を通じて落ち続け、今ではゼロパーセント台の前半です。世界で一番企業が活動しやすい国にするという目標も、企業と雇用の持続的成長力にウェイトを置くIMDの評価では、逆に27位から30位に落ちました。
    アベノミクスの6年余りの成長は、前半が日銀のバランスシートを150兆円規模から650兆円規模まで膨らませて進めた円安株高の効果と財政支出の拡大、後半は世界経済の好調に支えられた輸出増加の賜物で、我が国の経済構造は寧ろ弱くなっている。これでは、コロナショックが無くともカンフル効果が切れれば「水泡に帰す」のは当然です。
    「金融・財政政策から経済の効率性を高める構造改革へと一気に比重を移すべきだ」というのは、アベノミクス冒頭での西村副大臣(当時)が示唆されていたところでもあるわけで、この30有余年、言葉ばかりで実行されなかったのが不幸です。今度こそ、本当に動けば良いけれど・・・ (^^;


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    日本総合研究所 理事

    水泡に帰したのはアベノミクスだけではなくて、米国も欧州も同じです。これまでの経済運営が失敗したからではなく、コロナショックが原因なので、アベノミクスの問題点を指摘するだけでは生産的な議論にならないと思います。


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