【社長激白】LINE=出前館が「Uberの逆」を狙う理由
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注目のコメント
たくさんの方にコメント、ピック頂き、ありがとうございます。
出前館の代表取締役に就任して2ヶ月超が経ちましたが、アプリの利用のしやすさ、配送品質などまだまだ継続的に改善が必要と感じています。みなさんのコメントにもありますようにブランディングも課題の一つです。
配送品質についてインタービューの中で詳しくお話することはできませんでしたが、配送品質は3つに定義して日々改善を行っています。①時間通りに届く事(早く届くより時間通り届くの方が圧倒的に支持があったのがポイント)、②料理が崩れずに温かいまま届く事、③清潔感のある配送員がお届けする事、です。この3つの定義は1万人以上のユーザーアンケートを元に作成しました。
この配送品質を実現するために現在は拠点を設置はしていますが、要は高い配送品質を実現できれば拠点の有無は関係ないと考えています。今後は配送員のレベルアップに応じて、拠点の必要性は少なくなっていく可能性もあります。
出前館では単に届ける為の配送システムではなく、飲食店の皆様が丹精込めて作った大切な料理ですので、ユーザーの皆さんにも安心・安全にお届けできるように尽力していきたいです。いま黎明期の国内フードデリバリー業界は、「UberEatsがアマゾン」「出前館が楽天市場」にも例えられます。アマゾンと楽天の戦略が大きく違うように、Uberと出前館の戦略もかなり異なります。
今回の記事では、LINE出身の出前館・藤井新社長にインタビューしましたが、Uber Eatsとの戦略とは、本当に反対で驚きました。
Uber Eats日本トップへのインタビュー記事はこちら↓↓↓
【新】400%成長。Uber Eats、日本市場創出「7つのルール」
https://newspicks.com/news/5159896出前館が注文プラットフォームの役割だけ担い、飲食店が自配する割合が8割もあるというのが驚きでした。やはりピザなどの伝統的宅配のジャンルがまだまだ多いといことでしょう。逆に言えば、新たに宅配を始める店の開拓はなかなか出来てないということですし、自ら人を抱えて配達する部分の効率性はなかなか上がりにくい構造になっているように感じます。全国に拠点を増やすなどして配送固定費を抱えていくのであれば、配送を請け負う注文数を劇的に増やしていかないとキツイし、「値下げ余地はある」としてますが、余地としてはUBERの方が大きいということな気がします