【超入門】「ノーコード革命」に乗り遅れるな
コメント
選択しているユーザー
10年ほど前、南米のペプシ(だったかな?)の基幹システムを自動生成したと言うジェネクサスと言う製品があり、これは凄い!と、かつごうと思い、ジェネクサスの担当を呼んでデモをやってもらった。
結構専門的な物流システムおよび当時実際に起こった仕様変更をうちのコンサルタントからビジネスロジックレベルで伝えるだけで、目の前で数秒でシステムが出来上がった。
衝撃的だった。
当時、このツールをユーザー企業の情報システム部門が使いこなしたら、エンジニア要らなくなっちゃうじゃん!と衝撃を受けました。
ライセンスの料金のとりか方がいまいちユーザーライクでなく(かつ、かつぐSIerとしても魅力的でなく)結局扱いませんでしたが、プログラミング自動生成自体はかなり前からあるんですよね。
専門知識も必要とせず扱えるようにするのと、出来ることのレベルはトレードオフの関係でしょうし、ライセンス問題だけでなく、オープンソースだと何の知識も無いユーザーからしてみたら、ブラックボックスであるそのツールから起きるトラブルにどのように対応するのかなどの問題は尽きないと思います。
結局自動で出来る事が増えれば増えるほど、使える人は増えるけど、ブラックボックス化が進み、そこから起こるトラブル対応にコストがかなりかかる(中身に精通したエンジニアに依存)ので、皆さんが思うような期待通りの結果になるのかは、ちょっと疑問ですね。
注目のコメント
90年代00年代にコーディングを勉強し始めた化石系人間として、確かに今のコーディングの進化のスピードについてけなくて、「ちょいコーディングかじり」するには、1人の人間が正常な生活時間でできる許容量を超えてると常々思ってました。けど、いまやノーコードのサービスを自分の組織でさんざん使っている中で、原理を理解し、使いこなすスピードがコーディングをやってた人間とやってない人間で、正直全然違う。
だから、結局のところ、これはいわゆるマイクラみたいな「練習」なのではないかと思う。これを通じて原理や経験を知る、という。でも、本当に自分の世界観を表現するツールとして体得していかねばならなくなり、自分なりの「カスタマイズ」がもう「カスタマイズ領域を超えた」状態になったら、コーディングを学ぶ壁はやはりそこに現存する気がします。スタートレックみたいにボイスコントロールでかなり詳細な設定まで相談しながらできるようにでもならない限り、結局コードした方が早くなる気がしているし、そんな状態に世界がなるのは、私の人生の終わりまでにそこに行きつきそうにない。なので、やはりそうすると、安易なノーコードである程度誰かにお膳立てされたフォーマットで何か作れた気分になってしまって、若いうちにコードを学ぶことへの意欲や時間を失ってしまうことの方が遠回りなのかもしれない。
コードを学ぶということは「自己表現のツール」なのであって、「仕事」とか「食っていく」というためだけにあるのではないことを考えると、ノーコードの果たせる役割は限定的だと思う。コードの意味を矮小化してはいけない気がする。
(結局スタートレックでも危機的状況下では、ボイスコントロールも機能しなくなり、皆ハードコーディングできている... )用途に上手くハマればノーコードやRADの類は生産性を格段に向上する可能性を秘めています。ただコードを書いている人は結局何と戦っているのかというと、突き詰めれば世界の複雑さそのものです。そしてノーコードは複雑さを隠しはしても無くしはしません。
この記事では「革命」とありますが、正直似たようなトレンドは歴史的に何度も何度も繰り返していまして(笑)、特定分野に特化したソリューションが幾つか生き残る一方でビジュアルプログラミングで汎用プログラミングを置き換えるような試みは概ね死屍類類です。つまりまともに複雑さを相手にする場合はなかなか勝てない。
今回も特に技術的なブレークスルーがあるわけではないので、結局は似たところに落ち着きアプリケーション開発に関して不可逆的で大きな変化は無いと思います。というわけで、この分野を志すのであればやはり今後もプログラミングやコンピューターサイエンスの知識は必要です。勉強しましょ。最近、にわかに耳にするようになった「ノーコード」。
ムーブメントを担ってきたスタートアップだけでなく、マイクロソフトに、グーグル、アマゾン(AWS)までが参入し、その勢いはとどまることを知りません。
これまでなら、エンジニアリソースなどの問題で、諦めていたアイデアもノーコードで、どんどん形にできる。そんな時代が目前に迫っています。コロナで、デジタル化のニーズが高まる今ならなおさらです。
特集1回目の今回は、デザイナーの松嶋さんによるインフォで、ノーコードの強みと、注目ツール10選、そしてプロダクト作りの未来まで、すべてを入門編としてお届けします。
特集では、ここに出てきたツールの創業者らにも、たくさん取材していますので、ぜひご覧いただければ幸いです!