フィットネススタートアップのTempoが約63億調達、コロナ禍で需要増す家庭分野でMirrorと競合
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先月、MirrorがフィットネスブランドのLululemonに約520億円で買収されましたが、今回は同様の家庭内フィットネスデバイスを販売しているTempoが約63億円を調達しました。
『Tempoのデバイスは2000ドル(約21万円)以下で、それに加えて月額39ドル(約4100円)のメンバーシップがあり、筋力、有酸素運動、その他のさまざまなエクササイズをライブストリーム、またはオンデマンドでコンテンツとして提供する。注目すべきは、実際の販売台数は明らかにしていないものの、今年2月に予約注文を開始してから売上が500%急増したこともあり、年末までに1億ドル(約110億円)の売り上げを達成する予定だという。』わざわざフィットネスクラブに行って運動する理由は、必要な設備が整っていることと、運動のモチベーションを保つことの2つです。
たとえば、ヨガのような器具を使わない運動の場合は、モチベーションさえ保てれば、家の中で十分です。では、どうやってモチベーションを保つかというと、「周りの人が頑張っている」「運動を頑張ろうという雰囲気がある」というところです。
バーチャルリアリティー(VR)などで、より没頭感を得ながら良い雰囲気で、かつリアルタイムで他の人とオンラインでつながれるとすれば、フィットネスクラブの市場から家庭内フィットネスの市場へと利用者が流れると考えられます。