米「ブルックス ブラザーズ」が破たん 新型コロナの影響で
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コロナ以前からスーツ、シャツなど重衣料中心のMDは社会ニーズに対して厳しかった。
物づくりの力もブランドもあるので新しいスポンサーを見つけ、再建されることを期待します。
個人的にはブルックスがテレワークにあわせカジュアル衣料は似合わない。MDのドラスティックな変更よりスケールダウンしてECとオーダーにシフトかな、と思います。
小さくして続ける、ダウンサイジングで利益とキャッシュを改善する。固定のファンは存在し、ボタンダウンシャツは本当に素晴らしいので辞めないで。勘違いしてはいけないが、コロナとはあまり関係がないイベント。経営の不味さによる破綻であり、再建を目指す取り組みの第一歩だと理解する必要がある。
ブルックスブラザーズのスーツは、実は私にとって初めてのスーツ。二十歳になって、親から贈られたブルックスのヘリンボーンの三揃いのスーツを着た時の誇らしさは今も忘れられない。
ウォール街でのキャリアを始めた1990年代、周にいたライバルたちはブルックスブラザーズかポールスチュアートしか着ていなかったのを覚えている。
自分で稼いだお金で求めたスーツはポールスチュアートで、50歳まではそれを通した。それはほとんどユニフォームのようなものだった。
ノスタルジック過ぎるとお叱りを受けるかも知れないし、ポールスチュアートしか着ていなかったお前が言うなと言われるかもしれないが、それでもブルックスブラザーズには再起を期待したい。私のシャツはほぼすべてブルックスのノンアイロンシャツです。形状記憶シャツの元祖にして至高だと思います。このシャツに変えてから、クリーニング店を使うことが激減しました。
「ほぼ」と書いたのは、ここにユニクロのスーパーノンアイロンシャツが入ってきたからです。風合いはブルックスのほうが上なのですが、価格は4分の1で、防シワはユニクロが勝ります。
ブルックスは「おしゃれ!」というよりは、機能性を訴求してきたブランドです。本当にファッションが好きな人というより、仕事できちんとした服を着る人に選ばれてきました。機能性素材を使ったさまざま商品があります。ただ、そこはユニクロのようなSPAが得意とする分野です。特に米国では百貨店のような売り場が退潮し、厳しい戦いを強いられていたはずです。
チャプター11なので、ブランドがなくなることはないでしょう。ノンアイロンシャツ、ぜひ一度お試しください。