将棋AI「HEROZ」驚異の成長を支えるビジネスモデルの意外な仕掛け
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投資と回収の好循環。交換した歩で桂頭を攻め、得した桂のふんどしで銀と換え、得した銀の割り打ちで金と換える、わらしべ長者みたいな話ですね。
ネット将棋において不正行為とされてきた「ソフト指し」をまさかの胴元が課金制で導入した逆転の発想にはほんとに脱帽しました。
HEROZ「少数精鋭のエンジニア集団」を率いたのは間違いなく、名人に勝って人間とAIの戦いを終わらせたPonanzaの開発者、山本一成さんでしょう。
注目のコメント
記事としてはうまくまとめようとしているのだと思いますが、ビジネスモデルとしては目新しいものがあるとは思いませんでした。サブスクリプションビジネスはB2Bでも今や全く珍しくありません。
AIを使ったビジネスとして、お客さんが使うほどAIが賢くなって、それによって顧客が増え、もっと多くのお客さんが使う、という循環を生み出すのは凄くパワフルです。例えば検索エンジンの結果とかもこれに当たります。将棋対戦に関しては既にほとんどの人が棋神に勝てないレベルになっているので、もはやその観点は薄いと感じました。
この将棋サービスについては、棋神が強くなる(しかも一般人の対戦を元に)→棋神がプロ棋士に勝つ→サービスがさらに知られるという循環が生み出せているならば興味深いですし、将棋は対戦ゲームなのでネットワーク効果も存在します。でも実際には一般人の対戦から棋神が学べるような対局がどれほどあるのか疑問。