【人工知覚】機械が「眼」を獲得するとき、パラダイムは変わる
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「日本、イギリス、ドイツ、アメリカ──世界中に拠点を分散させ、徹底した少数精鋭主義を貫くサイエンティスト集団である彼らは、自らをDeepTech企業と定義している。その真意は、「産業の深層に潜り続ける」という、独自の経営理念にある。」
注目のコメント
機械の“眼”に相当する人工知覚(AP)のアルゴリズムを開発しているDeepTechベンチャー「Kudan」の続報です。同社は今年、ミュンヘン工科大学のダニエル・クレマーズ教授が率いるArtisense社を買収しています。
クレマーズ教授は自動運転研究の世界的リーダーとして知られ、論文の被引用数に基づき算出される「h-index」のスコアは89に達するという、まさにアカデミックの重鎮。
KudanによるDeepTechの定義は以下です。
① 最先端の科学技術であること(Deep in Science)
② 産業を底で支えること(Deep in Industry)
③ すべての産業に影響すること(Deep in Impact)
Kudanのビジネス戦略を掘り下げた1年前のインタビューはこちら。
https://newspicks.com/news/3855321/機械が「周囲の空間を瞬時に認識する」ために必要不可欠な、自己位置推定および環境地図制作
たまたまですが、昨日、Lovotというペット型癒やしロボットの紹介対談を堀江貴文氏がやっている動画を見てました。
そのなかで、正に、開発者が、【Lovotは自分の周りの空間を地図にして把握、その後、センサーとカメラでぶつからないように動き回ります】と話し、実際に、8畳ほどの部屋に、10匹?近くせわしく動いてましたが、ぶつかることはありませんでした。
自律性の獲得の助けです。
機械が眼を持つとは、こういうことかとこの記事を読みつつ思っていました。
今の機械に眼を与え、自身で、判断しながらより情報が取れるようになる技術が普及し、より変わった社会を見たいと思います。
私見であり、また倫理的課題も多くあると思いますが、こうしたテクノロジーが将来的に人間の感覚器官の拡張にもつながるのでは、と考えています。