ソフトバンクG孫社長、アリババ取締役を退任-「卒業する」
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注目のコメント
ソフトバンクグループ孫社長は、本日の株主総会で中国アリババの取締役退任について発表しましたが、その影響についてBloombergにコメントいたしました。
出資関係以上に、孫社長とジャックマー氏との人的関係が強かったなかで、ジャックマー氏がアリババの経営から距離を置き、またソフトバンクグループの取締役を退任したことからも、孫社長のアリババ取締役からの退任も予想されていたことでした。
その一方で、孫社長が標榜してきた「タイムマシン経営」はその対象を近年米国企業から中国企業にシフトしてきており、特にソフトバンク傘下のEC・小売・金融事業は、アリババのビジネスモデルをベンチマークしてきたことから、孫社長の取締役退任には相応の影響があると予想されます。今後小刻みに機動的にアリババ株を売却する可能性が高まってきたため、取締役インサイダーだと売却できる期間がごく限られるため、と考えるのが一番が点が行く理由と推測されますが、実際のところは本人のみぞ知るところでしょう。
アリババの件はともかくとして、孫社長様の凄さを表現するとすれば、以下の世界の名言がとても当てはまると思いました。「Our greatest glory is not in never falling, but in rising every time we fall.(私たちの最高の栄光は、一度も失敗しないことではなく、失敗するたびに、立ち上がることにある。)」
以下の別記事で、戦国武将を例にしておっしゃっていました。
https://r25.jp/article/801751843199771943
「僕自身は何回も退却戦をしました。退却をするのは攻めるときより10倍も勇気がいるんです。でも僕は、退却するときは速いよ。マスコミにはめちゃくちゃ叩かれるよ。卑怯者、無責任とね。」
日本マクドナルド創業者の藤田田様にお会いするために、断られても断られても通い続けたこと等からも数多くのことを学ばせていただいております。