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【最新】10年後の倉庫、自動化はこう進化する

NewsPicks編集部
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  • エダコDX ビジネス演出家

    倉庫の自動化についてメリットは、人に依存しない安定した生産性だ。特に24時間稼働で働いてくれるロボットは、夜中など今まで非稼働だった時間を有効活用できる。最近は、海外の経営者と話す機会も多いがコロナを契機に「人は最大のリスクファクター」だと認識したと語る方も多い。

    では、全ての企業が導入するべきか?というとそうとも言えない。倉庫自動化にもリスクが存在するのだ。

    リスク① 機械に制約された生産性
    ー 機械の処理数量以外を出荷できない。100%のオートメーションでは、人海戦術が使えない。

    リスク② ROI(投資リターン)
    ー 新しい技術が産まれるスピードがこれまでよりも早くなっている。
    ー そんな中で、投資を回収するまでに時間を要していると最初は世界トップクラスの生産性であったとしても直ぐに追い抜かれてしまうリスクがある。

    リスク③ キャパシティープランニング
    ー 特にECは、ピークと平準時のボリュームに20倍近い差がある。その波動を吸収する仕組みを構築することが困難(自動化だけでなく、通常の人を使ったオペレーションでも同様)
    ー そもそも機械への投資は、数年先のボリュームもさばけることを前提に行う。一方で、トレンドの流れを正確に読み解くことは困難で将来的なボリュームが予想を上回った場合や大幅に下回った場合の対策を考えるには、物流戦略をしっかりと検討する必要がある。

    自動化は、必然ではなく、あくまで手段。最終的には、お客様に提供したい中長期的な価値によって決まると私は考えています。その為に、単なるトレンドや短期的なメリットに飛びついてのオートメーション導入ではなく、物流の中長期的な戦略を考えた上での導入を進めることが会社としての価値を高めることに繋がると私は思います。


注目のコメント

  • NewsPicks ジャーナリスト

    1970年代にトヨタ系列の豊田自動織機が「トヨタL&F」というフォークリフトを世に出し、マテハン(マテリアルハンドリング)と呼ばれる自動化が進んだそうです。
    次は1990年代のIT技術の進展によって、在庫管理が進み、WMS(倉庫管理システム)が開発され、在庫管理という概念が根付くとともに、「倉庫」が「物流センター」と呼ばれるようになり、この時期にアスクルが台頭しました。
    2010年代は、「すぐに届くことが当たり前」となり、ビッグデータとロボット化に注目が集まりました。
    今回取材に対応してくださった宮田CEOは、そんな時代を目の当たりにしてきたそうです。

    そして次の10年は、デジタル技術とアナログ的な蓄積の「キメラ」が問われそうです。

    デジタル管理を進めるトラスコ中山でも、危機対応では、アナログの要素も重要だとか。
    一例を挙げると、大卒だろうが大学院卒だろうが必ず入社して1年間は、物流センターで現場仕事に携わるそうです。誰しもが物流現場で必要な仕事を一通り身に付けることで、急に仕事が増えた際に、人員の調整がしやすいうえ、今回のコロナのような有事にも融通の利いた人員配置が可能だとのことです。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    トラスコだ!
    工場で使う様々な消耗品の卸。コンビニのようなだと思っていて、すぐに届くのであれば自分で持たなくてよい。その付加価値(在庫に伴う各種スペース・金利)を実現するために、在庫と物流に拘っている会社。下記のプラネット・サテライトという物流構造が分かりやすい。
    多品種あるので、工場からの出荷を効率的にするためにピッキングをオートストアとバトラーを組み合わせているのが興味深いし、重量によって分けるというのはトラスコの業態故というのもあると思う。
    http://www.trusco.co.jp/business/logistics.html

    「取捨善択」とか「先手必笑」など、中山社長が言葉にもこだわりを持って経営されている会社(下記やそこのリンクにある55周年の講演冊子、個人的にはとても好き)。
    世の中の常識と言われるものに与せず、ポリシーをもって長期を見据えて経営している会社は本当に面白い。
    http://www.trusco.co.jp/company/top_message.html


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    S&S investments 代表取締役

    「アマゾンは物流ロボットメーカーのKIVAを買収するなど、物流への投資にまい進していた。一方の楽天は数千億円かかる物流への投資に懐疑的で、自前での物流網の整備が遅れた」。確かに、この差が今配送速度の差として決定的なものとなってしまっている


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