【緒方恵】「生産性を上げる」だけではDXが失敗する理由
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DXの成功率は5%と記事で読んだことがあります。コストをかけて導入するのであれば、表面的に先端技術を取り入れたい気持ちだけでなく、DXではないと課題解決できない理由や、コストに見合う課題解決が可能であると確信できる費用対効果まで算出しきって、『必ず導入後にシステムを生かそうとする心意義』が何より大事だなぁと思います。
注目のコメント
NewsPicksさんの「生産性について考える」連載で、中川政七商店のDXの考え方について取材して頂きました。
成し遂げたことよりも課題の方がまだまだ多いですが、引き続きひとつずつしっかりとやっていければと思います。どこかで読んだのですが、人は変化しろと言われると拒絶反応を起こすが、「今の組織に必要なものは?」と聞くと変化と答えるという話が好きです。
それまでは変化が必要と焚きつけるような発言をしていたのですが、そんなものは必要ないと気付かされました。
大事なのは、「こっちの方向に変化するんだよ」と方向性を示してあげることだったのです。「生産性」について考える全3回の連載。最後にご登場いただくのは、中川政七商店でCDO(Chief Digital Officer)としてご活躍されている緒方恵さんです。
緒方さんは、同社のオムニチャネル化も含めてDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進した方として知られています。緒方さんの功績もあり、同社はここ数年で大きく成長しています。
企業の生産性をあげるためには業務効率は必要不可欠であり、その要がDXの推進です。緒方さんはCDOとしてDXを社内で推進したわけですが、「ただ生産性を上げる」「効率化する」だけでは、DXは定着しないとお話されていたのが印象的でした(その答えは記事内で!)。
特に、地方の中小企業は人材流出や後継者不足でDXの推進が急務といわれています。中川政七商店の施策は、特に地方企業にとって試金石になると考えています。