アマゾンがゴールドマン・サックスと提携で「金融」を強化
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ゴールドマンと言えば、以前はトレーディングや法人ビジネスがトレードマークでしたが、最近では戦略的にリテールやネットビジネスにシフトしているのがとても特徴的です。
それは時代の変化と共にビジネスモデルの変貌が進んでいる証で、投資銀行ゴールドマンが生き残る為に苦悩している姿が窺えます。
世界的な低金利政策はこれからも数年続く可能性が高い状況下、金融業界全体が利益を計上し難い環境が継続することになります。
金融業界でこれまで勝ち続けて来たゴールドマンのビジネスモデルシフトが意味する事は、他の金融機関も時代に呼応した変化を企てないと生き残れないことを示唆していることです。
つまり、既得権益や旧態依然のビジネスモデルに固執していると時代の変化から取り残されるリスクが高まるでしょう。その点では、投資銀行の方が商業銀行よりも機動性がありますから時代の変化に対応しやすいとも言えます。アマゾンはJPモルガン・バークシャーとヘルスケアについてのJVも立ち上げているけど、ITプラットフォーマーによる金融・ヘルスケアへの進出は加速してくる。どちらの領域もデータサイズがモノを言う巨大産業 #アマゾン #金融
GSのオンライン金融「マーカス」は開業3年余りで6兆円余の預金を集めたとのこと。爆発的人気ではないものの、1年でネットバンキングFINNを閉じたJPモルガンに比べれば、まずまずでしょう。しかし、それだけでは儲からないので、Amazonと組んで中小事業者向け高利融資を拡大するというのは合理的な戦略でしょう。
それにしても、最高貸出額100万ドル≒ 1億円強で最高金利20.99%ということは、利払い額は年間最大最大2000万円ですか… この低金利環境でそこまで支払う会社とはどこまで高リスクなのか… どこまで返せるのか… 興味深いですね。