【直撃】SOMPOのシリコンバレートップ、語る。
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ここ数年毎年(今年の3月を除き)シリコンバレー研修にMBA学生と行っていますが、現地に拠点を設ける日本企業に関して厳しい話をよく聞きます。「シリコンバレーのVCには1軍から10軍くらいまであって、日本系は9軍か10軍が多い」「ほかのVCに断られたスタートアップが来る」「日本の大企業の名前は全く役に立たない」などなどです。そうした環境下で奮闘されていらっしゃる日本企業の方にも何人もお目にかかりました。SOMPさんには訪問したことはありませんが頑張ってほしいです。
シリコンバレーには約900社もの、日本企業の拠点があると言われています。その中でも、SOMPOのデジタルラボはよく知られた存在です。記事内にもある通り、起業家がもっとも尊敬されるこの地域では、大企業の責任者は「売り込み」をする側にいます。
池端さんは多くを喋っていませんが、おそらくSOMPOのトップマネジメントもそうした「売り込み側」にいるんだという現実を、現地オフィスで地道に見せてきたのだと感じます。ちなみにラボはボストンや、イスラエルなども注目しており、保険分野から新しいビジネスへシフトする原動力になっているそうです。業界を問わず、イノベーションを求めてシリコンバレーのスタートアップと提携を模索する日本企業は多くあります。
取材するまでは、規模が大きく資金も潤沢な日本企業が「選ぶ』立場なのかと思っていましたが、全然そんなことはないそうです。
スタートアップも様々ではありますが、技術や人材が豊富な一部の会社は世界中から引く手あまたのため、日本企業は「選ばれる」立場だそうです。
では、そんな彼らとの提携を実現させて、協業を成功させるための秘訣とは。
シリコンバレーとの付き合い方の「鉄則」を、SOMPOの前線に立つ「デジタルラボ」の池端CEOに聞きました。