7割以上が「フルタイム出勤」に戻りたくない--後戻りできないコロナ後の働き方
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コロナ禍での働き方が、働く人の意識を変えた。この結果を、労働時間の短縮に結びつけるとともに、「時間主権の確立」という骨太の理念実現に向けて行かなければならないと思うのです。
人口減少社会にあって、働く人の時短により社会的な協同の取り組みへ参画することが求められてきます。また、このことは、その人々を社会から必要とされる存在にし、福利(人間としての幸せ)を高めることになるからです。
『経済学者の佐々木政憲さんは、サラリーマンは、時短により時間主権を獲得し「自律と連帯の公共空間の創造を・・」と提起され、「サラリーマンは、セビロを脱ぎ、シビルに着替えよ!」と、その著書「裸になったサラリーマン」でのべられました。』(再掲)一方で完全なリモートワークを望んだ人は17%で、理想はミックスが可能な、柔軟なモデルのようです。イギリスで行われた調査ですが、日本でも同じ調査を行えば、似たような結果になるのでは。クラウド認証サービスを提供するOktaが行った調査ですので、若干のバイアスはあるかもしれませんが、概ね実態を反映していると思います。
「スペースを誰かと共有したり、子どもの面倒を見ながらでは、十分には仕事ができない」という悩みは、いずこも同じですね。私は、会社員だったら、フルリモートは避けたいと思っています。
長く外国企業と仕事をしていると痛感するのですが、リモートで働く代わりに必要になるチーム力の維持が、日本のように職務定義がはっきりしていないと、かなり難しいと思われるからです。
本来、そのチームで自分が何をすべきかについて、企業としてきちんと浸透していれば良いですけどね。
今は数ヶ月のリモートワークなので、漏れは見えにくいと思いますが、発生している漏れがあるはずです。
完全リモートは、対等な関係でフリーランスでやるのが現実的だと思います。