WHO、新型コロナ「消滅しない可能性」 終息に長い道のり
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全くの素人の直感に過ぎないとお断りしたうえで「感染力が強く、無症状・軽症状者が多く、無症状でも感染させる」と聞いた瞬間から、このウイルスは消えることが無く、いずれ普通に付き合わざるを得ないものになるだろうと感じていました。感染力が弱くて罹れば重症化する可能性が高いウイルスは、自分が生きるために必要な宿主を直ぐに殺してしまいますから、暫く経済を封鎖して人の動きを止めれば、感染させる相手を失って消えて行く運命です。そもそも、感染した人が出歩くこともないですし。
ところがそれと真逆の性質のこのウイルスは、症状があろうがなかろうが、普通の信頼性の検査で陽性であろうが陰性であろうが、人と人の接触を100%シャットアウトしない限り、しぶとく次の宿主を見つけて生き延びそう。そんな遮断が不可能である以上、ウイルスと妥協しつつ活動する道を見つけない限り、人間の生活が成り立たなくなってしまいます。
そういう意味で、『新型コロナ「消滅しない可能性」終息に長い道のり』というのはWHOに言われるまでもなく、普通の市井の民の感覚で分かります。
私がWHOに期待したいのは、圧倒的に少ないことがほぼ明らかな公式感染者数を超えてどのウイルスが程度広がっていて、本当の致死率はどの程度で、他のウイルスと比べてどの程度危険なものかといったことを分かり易く示し、専門家でない普通の人たちを納得させてくれることなんですが・・・ 普通の人が納得できない限り、経済の封鎖も活動の再開も徹底することはできません。専門家の皆さまはその辺りをどう見ていらっしゃるものなのか (・・?そんな感じがします。
PCR陰性化しても再陽性化や再燃が見られたり、抗体がつきにくそうなことからも示唆されます。後者については、最近出てきている抗体陽性率は限られたサンプルサイズのものですが、おそらくあったはずのウイルス暴露機会に比較して意外と低いという印象です(PCR検査陽性者数と比べて、もっと潜在的な感染者がいる、PCR検査件数が少ない、という文脈で語られていますが)。
そこから言えることは少なくとも、
- 現時点ではまだPCR検査偏重のようですが、症状、所見、CTなど画像診断等から総合的に診断することが必要
- これまで予防接種で使われてきたような予防ワクチンでしっかり予防できるものではなさそうであり、従来のものとは異なる新たな治療ワクチンや、新たなウイルス治療薬が必要
- 外出制限、行動制限、ソーシャルディスタンスが感染予防に有効なのは明らかですが、長期的に持続可能な感染予防のための活動、行動指針を作っていくことが必要
ということがあると思います。コロナウイルスは風邪の原因であり、風邪は根絶できていない。なので新型コロナウイルスも根絶できない可能性が高い。
これまでは風邪を引いても会社に行く人が多くいたが、今後は風邪っぽい症状が出たら出歩かない様にするなど行動を変える必要がある。