日本株コロナ相場のウラで、東証がひっそり仕込む「凄い指数」の正体
マネー現代
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クオリティティルトしたEqual Weight指数で、一種のスマートβ指数。
Equal Weight指数は、スマートβ(その頃はまだAlternative Betaと言われることが多かった)が盛り上がり始めた2010年くらいには比較的あったと思う。
特許を出願しているのは、証券取引所含めてETF含めた指数ビジネスが増えているからというのもあると思う。あるとすれば、算出頻度が1か月に1回というのは実運用に耐えられない(ほぼ乖離なく運用はできるが、やはり毎日計算されることは説明など含めた指数の使いやすさとしてとても重要)。これを基準に運用各社や指数提供各社に独自指数を作らせて、それをGPIFなどが買うという感じになるのだろうか(GPIFのESG指数とかでも、こういう形で進めたような記憶が…)。
クオリティ系は、実際に良いクオリティなのと、単に成長期や景気が重なって「良く見えた」ものの仕分けが難しく、そこで再現性が変わる。あとは、上位100銘柄とすると、指数で時価総額上位500銘柄くらいをユニバースにするかと思うが、そのなかで下の方の構成比に位置するものをEqual Weightで買うと、時価総額指数と比較すると10倍とかになりうる(最小分散指数とかでもそういう課題はある)。