セブン、消費期限近い弁当などの実質値引きを開始へ…ポイント5%付与
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還元率5%だと、思っていたよりも還元が少ないように感じました。もしかしたら賞味期限の長いお弁当の方が手を伸ばす人が多いかもしれません。
あとnanacoでの決済に限定しています。これはキャッシュレス化で、益々特定されたポイントカードを持たなくなった背景だと、普段からセブン&アイ・ホールディングス系列の店舗で買い物をする人たちにターゲットが絞られてしまいます。マーケット的にはどうなのでしょうか。深堀するのであれば会員数、さらには実際に利用されている数を特定する必要があるかもしれません。
何よりも食品ロスの削減は喫緊の課題ではあります。様子をみて、値引きの方法は随時考える必要があるのかもしれません。
きれい事かもしれません。しかしこうした機会に、消費者もこの課題を意識し取り組み、一緒に参加するのも良いかもしれません。セブンが順次すすめている賞味(消費)期限延長施策と合わせ技一本で廃棄ロスの削減に繋がっていく施策ですね。
実証実験→全国展開への流れがスムーズな印象です。
とはいえ、店舗側には「販売期限の5時間前と9時間前に割引シールを貼る」という追加作業が重くのしかかります。
ただでさえ煩雑なコンビニ業務、当事者からすると堪ったものではないでしょう。
「消費者が自ら賞味(消費)期限の近いものを探して買うようになる」のを理想と考えれば、あえて「割引シールを貼らない」という選択肢もあったと思いますが…。
「nanacoポイントで還元」という点も含めて、nanacoカード&アプリの登録促進という本部の狙いがちらつきます。nanacoを使うときだけ、5%ポイント還元なんですね。
セブンアプリでも、5%ポイント還元してもいいと思うんだけど、そこまで還元したくないのかな…