【直言】今だからこそ、ファッションにできること
コメント
注目のコメント
医療防護服などPPEの世界的不足の中で、今ファッションにできることは何か。
この業界では仕様書を間違えても人が死ぬことはない、と言います。また自然災害の際に、ファッションにできることは何もない、と。今回の危機は不必要で無駄の多いファッションやそのシステムのへの挑戦です。なぜなら日常必要な衣料は世界的に在庫過多ゆえ、しばらく何も作らなくても何の支障がありません。
今世界的な不足に陥っている医療防護服は通常、医療関係企業が扱い、アパレルが作るものではありません。でもフランスはルイ・ヴィトン、イギリスはバーバリーなどファッション企業が立ち上がりました。
私のこの団体は今まで数々の自然災害の支援で義援金を集め、全額寄付してきました。今回はメンバーと協議し、団体(義援金で医療防護服量産)、企業(自社工場生産)、個人(作り方シェア)レベルで同時進行しています。
まだ3週間ですが、お金も時間も最もかからなかったYou Tube動画やサイトを使った情報共有がバイラルで世界中に広がりました。そもそもSNSをしない私が動画をアップするなど、恥ずかしかったのですが、こんな危機だし、家の中にいてどこへも行けない!という状況なので、この危機に役に立ちそうなことをしようと、2−3時間でサンプルから型紙を起こして作ってみました。型紙や仕様書など私はやらないのですが、人に頼んでいると時間がかかるので自分で作りました。Googleスライドで作りましたが、その「私でもできる」感がよかったのか、ミシンを持っている人が立ち上がり、各医療機関やホスピス、介護施設に作って届けているようです。数日中にオーバーコート社から日本語でもミシンさえあれば「誰でも作れる」製作方法、量産用型紙も出ます。
ポジティブバイブなN Pコミュニティーで取り上げて戴きありがとうございました。このレコタナが作ったグローバルマップは、自分レベルでできることをしよう、と立ち上がった人たちのいるホットスポットです。世界的な危機に個人や団体で微力でしかお手伝いできませんが、一人一人できること持寄るコミュニティーが世界に出来つつあります。花澤さんの本気度を是非感じてください!
以下引用
今回の危機で活躍しているのは、実は持ち運び可能な裁縫キットを持っている、ごく普通の人たちなんです。
こんなにそういう人たちがいるんだと正直驚いています。アメリカにはキルト文化が存在するので、当然ではありますが。