MacBookが世界中同じ角度で展示される深い訳
東洋経済オンライン
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有名な「Apple Storeの76度の法則」をきっかけに、ビジネスが行動心理学によって裏付けられている背景を紹介しています。
Apple Storeのゴールは、製品に触ってもらい、知ってもらうこと。そのためには、立って製品に近づく人々に対して不親切とも言える立て過ぎの状態でノートパソコンを展示することで、触って角度を調節してもらう「ファーストタッチ」を自然に作り出しています。触れば知ったも同然、というのは言い過ぎだと思われるかもしれませんが、まず店舗でディスプレイを触られることから、MacBookシリーズのディスプレイは極めて薄く、またアルミニウムとガラスという手触りの良い2つの素材で構成しており、瞬時に質感を伝えられるように作られています。
もしApple Storeのゴールを、「とにかく製品を売って売って売りまくること」に設定していたら、また異なる展示方法と、米国チェーン最大の床面積あたりの売上高とは異なる結果を生んでいたかもしれません。へぇ〜、と興味をそそり、さっと読める良記事。
Appleの「触れば怖くない」とか、「バターに見た目近づけばマーガリン売れる」とか、普通なら売れない時の改良というと機能などの中身に目を向けがちだけれど、人の心理へのアプローチを改良したら売れることもある、とのこと。なるほど。