訂正-アフリカ、コロナで30万人死亡 2900万人が極度貧困の恐れ＝国連委
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アフリカの人口の56%はスラム/農村に住んでおり、34%しか初歩的な手洗いができる環境下にありません。しかし、記事にある通り多い若年層はヘルプにはなるでしょう。アフリカ大陸54カ国で人口約12.5億人。ナイジェリア人口1.8億人で過半数が30才以下。アフリカ全体でも35才以下は9億人程度（75%）です。
また、i) 公衆衛生レベルの低さに加え、ii) 治安の悪化も懸念されています。アフリカ各国から邦人も続々チャーター機で帰国しています。
例えば西アフリカ・ガーナの医師数は対人口あたりで日本の1/23となっています。が、我らが野口記念医学研究所@ガーナ（日本政府がファンディング）では、高い技術・知識レベルを要する感染症研究・検査が行われており国際的にも高く評価されています。2014年の西アフリカエボラ出血熱流行（11,000人以上死亡で死亡率40%）では発生例0でした@ガーナ。
多くのアフリカ諸国がロックダウン中ですが、ここから輸入に頼っている国などの物資供給や医療機器提供など、各国との連携が非常に大事になってきます。
一つ言えるのは、新型コロナは世界的に広まっている感染症という事です。2014年のエボラのときは西アフリカだけだったので、先進諸国もサポートできましたが、今回はそれこそ自国第一主義が顕著に出るでしょう。しかし、命の価値は全員同じです。あまり感情的になりたくはありませんが、優先順位（感染拡大が止まらない...医療整備が圧倒的に不足しているところから...etc）をつけ、一致団結することが今世界で求められています。もともと医療制度が整っていないアフリカは、欧米初め先進国から派遣される医師に頼っているので、桁違いの惨劇が起こりうる。。我が国もままならぬ状況ではあるものの、本当にとても心配です、。
