【実話】ロックダウンが、「日本コンテンツ」をバズらせた
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注目のコメント
この勢いは本当にすごいです。
この記事を翻訳編集している間にも、アトランティック誌やMITテクノロジーレビューなどの有力紙が、Animal Crossingについての長文分析記事を書いています。
日本の海外コンテンツ展開は、最初から日本を売りにしたゴリ押しモノは外すことがかなり多いですが、(日本発なのかもしられないまま)海外で受け入れられるときに爆発力を発揮します。任天堂はもの凄く哲学的な会社だよね。
他のゲーム会社とは一線を画す。
残酷な描写やリアルな戦闘アクションのようなゲームは売れるとしても絶対に出さない。
Switch開発中の任天堂はスマホゲームに押されて業績が低迷し続けて、猛烈にバッシングされてて、その最中に岩田社長が亡くなってしまった。しかし安易なスマホゲーム参入ではなく、Switchの開発にこだわった。ゲームはスマホに置き換わるんだから、Switchなんて売れる訳がねーという声が圧倒的に多かった。それを覆す任天堂はやっぱり凄い。わたしは全くゲームはやらないんですけど、、、日本の文化は島国で独自に発展した。インド・中国を原点とした宗教観に、南蛮文化やキリスト教文化を積極的に取り入れた。日本人は戦後のアメリカナイズによってその価値を忘れたが、そのアメリカが日本の価値を再定義する。
ミニマリズム、マインドフルネスなどまさにそれだ。禅を起源とした思想は、アメリカのヒッピー文化がその価値を再定義し、再表現した上で、グローバルに展開された。
スタートアップの世界でも同様だ。世界を席巻したリーンスタートアップという思想は、その全てが「トヨタ生産方式」から生まれたといっても過言ではない。
日本の思想・哲学は、世界から切り離されて独自の進化を遂げた結果、特定の宗教に偏らず、世界が受け入れることができ、かつ世界を前進させる特徴を持っている可能性は高い。
今日本のカルチャーそしてビジネスに必要なのは、日本の思想・哲学の価値を自ら改めて再確認し、その上でグローバルのジャパナイゼーションを、日本発でいかに実現していくか、ということだ。
それが世界を覆った時、優しい世界が実現している、という夢の実現も可能なのかもしれない。